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ヴァイオリニストがヴィオラを弾く経験をするメリット:ヴィオラが(少しだけ)わかる!4

普段ヴァイオリンを弾いている方がヴィオラを弾く経験をすることには様々なメリットがあると考えています。ヴィオラを知ることはヴァイオリンの弾き方やヴァイオリンという楽器をより深く知るための手がかりになり得ます。

ヴァイオリンだけを弾いていると演奏テクニックは絶対的なものと考えがちですが、ヴィオラを弾くと相対的であることに気づかされます。

普段ヴァイオリンを弾いている方がヴィオラを初めて弾いても、左指の幅は相当に差があるにもかかわらず大体正しい音程を押さえる事ができるかと思います。指の幅は絶対的な位置関係で決まると考えるよりも、相対的な広げ具合と考えた方が好ましい場合も多いことに気づかされることがあります。

またボーイングについてもヴィオラの方が重い弦を振動させているという意識で弾く必要があります。それはヴァイオリンでも楽器ごとに適切な振動のさせ加減が異なり、それに合わせて弾く必要があることに気づかされます。ボーイングについても力加減は相対的なものと考える方が好ましい場合が多いと言えます。

ヴァイオリニストは概して「ソリスト」になりがちですが、ヴィオラに接すると音楽はメロディだけでなくハーモニーもとても重要であることに気づかされます。特に子供の頃から習っていた方はこれまで習った中でヴァイオリンで伴奏を弾いた経験は少なく、「ヴァイオリンはメロディを演奏するもの」の意識をどこかに持っていることもあるでしょう。ヴィオラは「伴奏」の役割も多いのですが、伴奏:ハーモニーで音楽が一変することに気づくことができるかもしれません。

楽器についてもヴィオラは楽器によってヴァイオリンよりも大きさや形状の差、音色の差が大きいように思えます。特にヴィオラは必要とされる音域を鳴らす工夫が多く見られますが、これは良いヴァイオリンを見極めるヒントになり得ます。弓についても、太い弦をうまくつかんで、振動させ、低音を充分に鳴らす工夫がされているように思えます。これも良いヴァイオリン弓を選ぶヒントになり得ます。

ヴィオラはヴァイオリンの兄貴分のような楽器です。兄弟を観察する事で自分との相違点と共通点を知る事ができるでしょう。よりヴァイオリンを楽しむためにも兄貴分のヴィオラへの関心と弾く経験を持ってみてはと思います。

 

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