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レッスンとお金-ヴァイオリン教室の流儀 1/7

ヴァイオリンのレッスンを受ける際に発生する支出は?どんな名目の料金を支払わなければならないの?こういった情報はあまり表に出てこない情報ですが、レッスンを受ける側としては気になる情報なのではないでしょうか?

まず、概要をお話したいと思います。必要な費用は教室や指導者の考え方によって大きく違いがあり、一概には言えないのですが、次のような名目の費用があります。

【定期的にかかる費用】

  • レッスン料(レッスン毎の場合も、月謝の場合もある)
  • 発表会の参加費用(会場費などの分担)
  • お歳暮、お中元(任意)

【不定期にかかる費用】

  • 入会金(教室による)
  • 退会金(教室による)
  • 楽器購入の際のお礼金(任意)
  • 音大入試時のお礼金(任意)
  • 先生のコンサートのチケット販売(任意)

ヴァイオリン指導の世界は、昔ながらのお稽古の風習を色濃く残しています。お礼金のような古典的な風習はかなり廃れつつありますが、先生によっては暗に要求される場合もあると聴きます。また、音大の先生など上級の先生になるほど各種お礼金の支払いやチケット販売が半ば常識となっているようです。

料金体系は、その先生の考え方、すなわち、その先生のビジネスモデル次第なので、他者が批判をすることではありません。ですが、先生に対する礼儀も含めて、ヴァイオリン界の風習を知っておくことはマイナスではないでしょう。

次回以降、これらの料金について、詳しくお話をしていきます。

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