楽器の構え方や弓の持ち方、姿勢などに迷うことがあります。ヴァイオリンは、ちょっとしたことで大きく音色が変化する楽器です。そのため、持ち方・姿勢と言ったベーシックな要素が非常に大きな意味を持ちます。
非常に基本的な要素、また、基本的な音楽に対する考え方を簡潔に記した書籍がありますので、ご紹介します。
ヴァイオリンを愛する友へ メニューイン 音楽之友社
メニューインは20世紀前半に主に活躍したヴァイオリニストです。文字通りの「神童」でしたが、大人になってからは、良い演奏ができなくなってしまったヴァイオリニストでもあります。
本能的に弾けなくなってしまったため、徹底的に自分の演奏を見直し、研究をし、その上、音楽とは何かということを考え、語り続けた人です。そのエッセンスがこの本には記されています。
残念ながら、メニューイン自身はその努力の成果が演奏には現れませんでしたが、音楽とは、演奏とは、ということを考える際のヒントになる本です。
ヨガについては、試していないし、よく分からないのが率直な印象で、お勧めもしがたいのですが、その他の部分は大変にお勧めです。
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