弓をひと弓の中で複数回跳ねさせる技術です。多くの場合、下げ弓で行いますが、一回の下げ弓の中で4回などと跳ねさせて弾くことになります。弓を持ち上げて跳ねさせるのではなく、弓を弦に落とすことで、弓が勝手に跳ねるようにします。
比較的弓先の方がやりやすいと言えます。元弓ではほとんどの場合、うまくいかないはずです。
まずは、弓の中央から先に10cmのあたりで、弓を弦の上に落とします。すると、勝手に弓が複数回跳ねる場合があります。この状態で、そのまま弓を引くと複数回跳ねながら音が出ます。
まず弓を弦の上に落とすことで弓が複数回跳ねる感覚を得ようとします。
次に弓を動かしながら弦の上に落とすと跳ねながら音が出ます。