ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

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買った・使ったヴァイオリンケース

これまでヴァイオリンを幾度となく買い替え・買い増ししてきました。それに伴いヴァイオリンを入れるケースも、その時々の事情に合わせ、その場しのぎの安価なものから高級ケースまで購入し使ってきました。


購入してきた中で総合的に最も信頼できるケース
14年前に購入したリボーニのケースです。

ここでは3回にわたってケースについて書かせて頂きたいと思います。手持ちのものは既に販売されていない製品や特殊なものも多いため、個別の製品情報やレビューというよりも、ケースの役割と選択のポイントを中心に書かせて頂きます。また少し変わったケースについてもご紹介したいと思います。

ケースはヴァイオリンに対する安全確保が役割です。それは自動車の安全性能に似ています。高級なケースほど万一の事故の際も楽器を守る性能・機能を盛り込まれているもので、自動車の自動ブレーキなどの衝突回避機能との共通点を感じます。

どれだけ安全性能が高くても人間が事故を起こす運転をしては意味がありません。ケースも同じで楽器を守るのは人間が主体であり、乱暴な扱いをするのはもちろん、ケースを持ちながら慌てて走ったりするのもハイリスクなことになります。

一方、ケースの側がトラブルの原因になっては本末転倒です。いざという時に役に立たない自動ブレーキでは仕方ないですが、つまらないところでトラブルを起こす構造ではもっと困ります。安全装備満載でもタイヤを留めるボルトが緩みやすかったり、安全装置を謳っていてもクラッシュテストでつぶれてしまう構造では中身を守ることはできません。

わたし自身ケースによって楽器が守られたことも、逆にケースが楽器のトラブルの原因になった場合も経験があります。次回は実際に使って気づいた安全を確保されたポイント、むしろ楽器のトラブルにつながるポイントを書かせて頂きます。


有名メーカーのものですが廃棄の際に解体してみたら段ボールでできていました
ある程度の強度はありますが、強い失望感がありました

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