練習といえば、指を動かすことと思っていませんか?楽譜を読むことも、CDを聴くことも、DVDを見ることも、大事な練習になります。決して、練習は指を動かすことだけではないのです。
上達するには音階練習やエチュードも大事ですが、美しいヴァイオリンの音とヴァイオリン音楽を知ることは何より大事な練習です。もし、これまでそのような練習を意識したことがないなら、頭の中の音楽を美しいものにする練習をはじめてみてはいかがでしょうか?
難しいことではありません。CDを探して聴いたり、演奏会に出かけることも立派な練習なのです。クライスラーは「練習は頭でするものだ」と言ったと言われているし、パガニーニは楽器を構えるだけの練習(イメージトレーニングなんでしょうね)をしたと言われています。
頭の中で音楽を組み立てる、「音を出さない練習」を試してみてはいかがでしょうか?
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