演奏側も称賛されたいものですし、聴き手側も心からの称賛の拍手を贈りたいものです。お付き合いで来場したにしてもお義理で拍手をしたいわけではありません。
自分の楽しみで弾くなら好きな曲を弾きたいように弾けば良いものです。けれども人前で弾くなら聴き手に喜んでもらえるよう配慮が必要です。評価の対象は聴き手自身になったり演奏者になったりしまいますが、いずれも聴き手への配慮が演奏側・聴き手側双方にとって幸せな姿でしょう。
配慮の最たるものは曲目です。ここでは人前で弾く時にどんな曲を選んだら良いかの考えを書かせて頂きます。クラシック音楽は演奏側の都合で曲目が決まることも多いのですが、それでは演奏側の自己満足で終わってしまいます。お客様に退屈させてしまう演奏側の独りよがりな選曲は犯罪的とすら思います。
様々なシーンが考えられます。
次のシーンごとに書いてみることにしました。
聴き手が評価されるように聴き手への配慮が多く必要なシーン
・家庭内・身内で弾く
・結婚式など身内以外も含めたパーティで弾く
・保育園や老人施設などで弾く
主催者が評価されるように聴き手への配慮が必要なシーン
・発表会で弾く
・コンクールや受験で弾く
・演奏会として弾く
次回以降各シーンごとに分けて記していきたいと思います。