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ともすれば簡単に口に出しがちな「難しい」。「難しい」は受け入れない事を表明する言葉で、口に出した途端に成長は止まってしまいます。ヴァイオリンの世界でも「難しい」は上達を妨げるキーワードのひとつです。
でも「難しい」が「簡単」になるならどうでしょう。最初は「難しい」と思った事が「簡単」なパターンの組み合わせだとしたら、「難しい」を「簡単」にできるかもしれません。「簡単」なことの組み合わせなら自分にもできそうな気がする事も多いでしょう。
音楽やヴァイオリンの演奏は「簡単」な法則の組み合わせが大変多いものです。ここではヴァイオリンに関して「難しい」を「簡単」にするためのアイディアを書かせて頂きます。持ち方・構え方もボウイングもヴィブラートも音色も速いパッセージも「簡単」にできる場合があります。
「難しい」は情報量が多く整理できていない状態。これを整理して「簡単」な情報にできれば理解もしやすいし、対処もしやすくなります。この整理整頓が的確にできる事が基礎技術であり、演奏の上手さでもあります。
次回以降何回かに分けて書かせて頂きたいと思います。上達のご参考にして頂ければ幸いです。