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土曜日・日曜日は東京にてレッスン。今回も大変大変多くの方にお越し頂き有難うございました。今回は初めてお越しの方がおふたり。お越しの方も緊張したかと思いますが、わたしも大変緊張していました(^^;。
わたし自身は人見知りをするため、初めての方とお話する時はとても緊張する。また、お越しの方によって反応はさまざま。技術レベルもさまざま。お持ちの楽器もさまざま。その中で、お越しの方が感じている問題の解決のために、原因と対処方法をご提案することになるので、わたしとしては結構気を張っていることになる。
レッスンは教える側にとっても出来不出来はあって、うまく伝えられたかなと思う時と、あまりうまく伝えられなかったなと思う時がある。初めてお越しの方のレッスンの場合は、うまく伝えられなかったなと自分としては不本意に終わることも少なくない。
初めての方に限らないことだけれども、そんな気持ちでやっております。自分は小心者だなあと思う。そんななのですが、お話させて頂いたことが何かのお役に立っていれば幸いです。
金曜日。現在マイブームの科学館巡り。この日は科学技術館へ。東京駅からオアゾの丸善に寄ってから北の丸へ歩く歩く。散歩にちょうど良いお日和でした。
科学技術館は弦楽器フェアを毎年やっている会場で、ヴァイオリン関連の方にはおなじみの場所だろう。わたしもほぼ毎年弦楽器フェアは見に行っているが、科学技術館の本来の展示は見たことがなかった。
科学技術館。こんな時期に来るのは初めて。
あまり期待していなかったのだが、思いの外面白かった。よくある展示物も多かったが、他の科学館などで見ないものも多数。地球の縮尺模型でオーロラを実際に作っている展示、DNAからタンパク質を生成する過程を動くボールで示した展示、が特に印象深かったし、錯視の展示も興味深かった。
錯視(イリュージョン)は自分自身がかつて学んでいた認知心理学でよく習ったもの。認知心理学は、「なぜ、どのように、知覚をして処理をしているか」という脳科学的な分野。「あなたの心が読めます」「行動を操作します」といった妙な「心理学」は、心理学ではありません(そんなことはできるはずがないと思う)。念のため。
教科書でよく見た錯視を生じさせる図形などを実体として見ると新鮮(^^)。
すごく古めかしい展示と思いきや、かなり面白かったです。おすすめです(^^)。