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奈良〜日本のふるさと

4月8日から12日にかけてお休みを頂いて奈良に行っておりました。昨年の震災のこともあり、今は、「日本」を見たいなと思っている。昨年は和歌山の熊野古道と奈良県十津川村に行って、「日本」を感じてきた。

今回は奈良から吉野にかけて時間をかけて見てきた。「日本のあけぼの」と言えば奈良(九州説もあるが)。奈良と言えば「日本のふるさと」。今回は1000年以上前のものを見ようというコンセプト。わたくし、古い建造物と仏像の愛好家なので、かなりワクワク(^^)。

個人的なレポートです。よろしければご覧下さい。

奈良駅から近鉄で尼ヶ辻駅へ。唐招提寺→薬師寺→垂仁天皇陵へ。この間全て徒歩。

薬師寺と言えば、「凍れる音楽」と呼ばれる東塔(1,300年前のもの)で有名。フェノロサによる言葉とされるが、リズム感のある三重塔の光景は格別。

「凍れる音楽」こんなになっていました。わたしの方が凍った(^^;。

いえ、ちゃんと修復工事中と情報を仕入れていたのだけれど、ここまで見事に見えないとは思わなかった。その昔、修学旅行の際に京都の金閣寺が修理中でこういう状態だったことを思い出す。東塔は見えなかったが、薬師寺の釈迦三尊像はやはり素晴らしかった。

また薬師寺のお隣の唐招提寺は今回初めて訪れる。唐招提寺の金堂も1,300年前の建物。とてもエレガントで穏やかで、それから、そんな時代に命をかけて海を渡った鑑真に思いを馳せる。

唐招提寺金堂:素晴らしいエレガントさ!

4月9日付けの日記の写真は唐招提寺のお釈迦様でありました。甘茶も頂いた。

今回是非見たかったのが、修二会のおたいまつ。東大寺二月堂のお水取りが有名だが、新薬師寺で8日の夜に行われるというので出かける。尼ヶ辻駅→奈良駅。奈良駅から徒歩で興福寺→奈良公園→新薬師寺へ。新薬師寺はちょっと離れている場所。

興福寺の五重塔を横目に見ながら歩く歩く。奈良のそれっぽい風景1

おたいまつはさぞ激しい儀式なのだろうと思ったが、とてもとても静かな、笙と鐘の音に囲まれた厳かなもの。火の粉は飛ぶが、ディズニーランド的なアトラクションではなく静かさを感じる。

新薬師寺のおたいまつ:写真での見た目は激しそうですが

おたいまつの後、しばらく新薬師寺の堂内で読経を聞く。有名な新薬師寺のバサラ像(500円切手の絵柄)を目の前にして読経を聞くと、ふとこれは西洋の宗教音楽と同じ響きと感じた。お堂の中は読経がよく響くようにできているし、お坊さんもとても響く声だった。キリスト教の教会と仏教のお寺との奇妙な一致。

この日の夕ごはんは新薬師寺近くのタイ料理店でタイラーメン。写真撮り忘れて、食べかけでごめんなさい。なぜ奈良でタイ料理かと思いつつ、すごくおいしそうなお店だったので。実際おいしかったです。

この日は興福寺五重塔近くの旅館(その名も大仏館!)で宿泊。

旅館にて:今回はBAMのケースで。古い楽器と古い弓を2本ずつ連れて歩いていました。消音器をつけてこっそり一応毎日弾く。

翌朝早朝の散歩にて:奈良公園のシカ。

朝ご飯の茶粥を頂き、室生寺へでかける。室生寺は1998年の台風で五重塔が大破して、そこからの復活を遂げた建物。1,200年前の五重塔だが、これは法隆寺五重塔に次いで二番目の古さとは知らなかった。

これがまた不便な場所で、室生口大野駅まで行き、駅からのバスは一時間に一本。タクシーも一台しか止まっていなかった。他の方に声をかけて頂いて、3組でタクシーに相乗り。

室生寺五重塔:小ぶりであるが非常に美しいし、周りの森と調和していた。

室生寺は仏像も良い。素晴らしく良い仏像を多く拝見させて頂いた。大変に不便な場所ではあるが、よいものを多く見せて頂いたし、信仰のある寺と感じることができた。

室生寺から帰りはバスに乗り、室生口大野駅から法隆寺駅へ。斑鳩町へ行く。斑鳩と言えば一目置く名前と思っている。日本の原点となる土地のひとつと言っても過言ではない。

定番だがまずは法隆寺。

法隆寺の五重塔と桜。奈良のそれっぽい風景2

法隆寺はムチャクチャ広いし、ムチャクチャ多くの仏像を見た。国宝もうじゃうじゃあるし、超有名なものも多い。逆に仏像を見過ぎて疲れました・・・。ついでに歩き疲れました。鉄道の駅からの移動はほとんど徒歩なもので。

この日の宿泊は奈良市内のビジネスホテル(コストを落とすには、一泊か二泊をビジネスホテルに宿泊することがあります)。奈良市内に戻り、通りがけにおいしそうに見えたイタリア料理店へ(pianoというお店)。ピザとてもおいしかったです。

また、エスプレッソのカップが臓器の模様で面白く半分気味悪く。illyのカップでしたが・・・。

翌日は再び斑鳩町へ。JR奈良駅からJR法隆寺駅へ。法隆寺駅からはバスに乗って法隆寺へ。

まずは、法隆寺近くのバス停で下車し、シカせんべいアイスを食してみる。期待に反して普通においしかった。

法隆寺の隣の藤ノ木古墳へ。盗掘されていない古墳で、多くの副葬品が見つかったことで有名な古墳。石室の扉がガラスになっていて石棺を見ることができました(^^)。また、近くの資料館で詳しい解説を聞きながら、副葬品のレプリカを見せて頂く。レプリカではあるけれども、自分には充分古代へ思いを馳せることができた。

その後、法隆寺を抜けて、中宮寺→法輪寺→法起寺へ歩く歩く。中宮寺弥勒菩薩像は昔の50円切手の図版だったもの。確かに美しい仏像でした。法輪寺は三重塔で有名だが、落雷で焼失し現在のものは再建のもの。西岡常一棟梁のものだが、いまひとつピンと来ず。薬師寺の西塔も同じ印象。なぜだろう。

法起寺の三重塔。日本で最も古い三重塔とされるもので、非常に端正な形状。法隆寺の五重塔よりも美しい塔と感じる。柱が見事にツギハギだらけで、どこまでかオリジナルかわからないけれども。お寺自体も、信仰の厚いお寺と感じた。

この日の宿泊も、奈良市内のビジネスホテルだったため、法起寺前のバス停から奈良市内に戻る。せっかくだからと思い、興福寺の国宝館を拝観。山田寺の仏塔や阿修羅像といった最上に良い仏像を堪能(^^)。

その後、更に微妙に時間が余ったので、せっかくだからと思い、定番の春日大社から東大寺へ。大仏殿はもう拝観時間が過ぎていたので、しかせんべいをシカにやりながら、自分でも食べながら東大寺の二月堂へ。

東大寺二月堂。わたしのお気に入りの場所。こちらの修二会もぜひ見てみたい。

二月堂から大仏殿、奈良市内を望む。奈良のそれっぽい風景3。

二月堂にしばらく留まって、奈良の夕暮れを見ていました。二月堂からの風景は奈良の好きな風景のひとつ。二月堂から下りて、大仏殿の脇を抜け、興福寺を通り、JR奈良駅前のビジネスホテルへ。

興福寺五重塔のライトアップ。奈良のそれっぽい風景4。

この日はタイ茶漬け定食を食す。焼いた鯛が入ったご飯に、だし汁をかけて食べる。美味。

翌日は明日香村へ。本当はこの日に吉野にでかける予定だったが、この日は全国的に雨の予報。特に奈良県南部は極度の大雨になると言われていて、予定を変更した。

蘇我入鹿・蝦夷が住んでいたとされる丘(甘樫丘)の展望台から天の香具山を望む。また目の前には飛鳥京跡や藤原京跡があるとされ、遠い昔の歴史を感じる。ここに門があって、宮殿があってと思うと、聖徳太子や中大兄皇子、中臣鎌足がいて・・・。

飛鳥京跡から南の方を望む。ここを大昔に多くの人が行き来していたかと思うロマン。

甘樫丘→蘇我入鹿首塚→飛鳥寺→酒船石へ歩く歩く。お昼ご飯を食いっぱぐれたし、歩き疲れたので酒船石近くのお店(今西誠進堂)で、みたらしだんごと焼餅を食す。非常に美味。

バスの時間までちょっとあったので、すぐ近くの飛鳥板蓋宮へ。ここは中大兄皇子と中臣鎌足が共謀して、蘇我入鹿を暗殺したとされる場所。くわばらくわばら。

バスに乗って石舞台古墳へ。これは非常に有名な、石材がむき出しになった古墳。方墳だったことは知らなかったし、石室も予想外に広い。

桜の花と石舞台古墳:奈良のそれっぽい風景4。

石舞台古墳は桜の写真によく使われる場所の様子。このようなカメラマンが多数。写真を撮る人の写真はわたしは割と好き。

石舞台古墳から岡寺へ。岡寺は1000年以上の建物ではないのだが、この近くに宿泊場所を取っていたので、ついでにという感じ。岡寺自体はわたしには残念な感じだったが、雨の中、写真に撮ると大変にそれっぽい風景に。

かすむ岡寺の様子:奈良のそれっぽい風景5。

この日は岡寺近くの旅館で宿泊。飛鳥鍋(鳥鍋に牛乳が入ったもの)がとてもおいしかったです。また、この日の夜にはスマトラで大地震があったし。

翌朝は、きれいに晴れました(^^)。

大変に美しい桜の花。

岡寺近くの旅館から橘寺→川原寺跡→高松塚古墳へ。ヴァイオリン背負って歩く歩く。

高松塚古墳はこんなに整備されていました。有名な壁画の実物は見られなかった(現在カビが生えたため修復中)けれども、精密な複製を展示した資料館で見てきました。こんなにきれいな色が出ていたのかと思うと驚く。

高松塚古墳から歩いて飛鳥駅へ。吉野駅へ向かう。吉野は超有名な桜の名所。吉野駅からバスで中千本へ。桜を見つつ、くずきりを食し、たけのこの天ぷらをかじり、金峯山寺も拝観し。

吉野もだいぶ桜が咲いていました。

吉野でホームページをご覧頂いている方に声をかけて頂いた(わたしの方が、びっくりした)。ヴァイオリン背負って歩いているからあり得ることではあるが・・・。以前、メールを頂いた方でもあり、不思議なご縁に驚く。声をかけて頂き有難うございました。

奈良はよいとこ。非常に美しい仏像があったり、それほどでもないものがあったり、信仰の厚いお寺があったり、残念な感じのお寺があったりではあった。けれども、歴史のある土地であることは間違いなく、特に遠い昔に思いを馳せることのできる明日香村は大変に気に入りました。

 



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