ヴァイオリンのレッスンを受ける際に発生する支出は?どんな名目の料金を支払わなければならないの?こういった情報はあまり表に出てこない情報ですが、レッスンを受ける側としては気になる情報なのではないでしょうか?
今回は、まず、概要をお話したいと思います。指導者の考えによって、かなり違いがあるので一概には言えないのですが、次のようなものがあります。
【定期的にかかる費用】
- レッスン料(レッスン毎の場合も、月謝の場合もある)
- 発表会の参加費用(会場費などの分担)
- お歳暮、お中元(任意)
【不定期にかかる費用】
- 入会金(無いところも多い様子)
- 退会金(無いところも多い様子)
- 楽器購入の際のお礼金(任意)
- 音大入試時のお礼金(任意)
- 先生のコンサートのチケット販売(任意)
ヴァイオリン指導の世界は、古典芸能のお稽古の風習を色濃く残しています。こういった古典的な風習はかなり廃れつつありますが、先生によっては各種お礼金の支払いが事実上、必要な場合もあるようです。
料金体系は、その先生の考え方次第なので、他者が批判をすることではないと思います。ですが、先生に対する礼儀も含めて、どのような風習になっているかを知っておくことは決してマイナスではないでしょう。
次回以降、これらの料金について、詳しくお話をしていきます。
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