個人売買でヴァイオリンを購入することの特徴についてお話しします。個人売買にはネットオークションなども含めることにします。
- 知識が充分にあり、相手も信頼できる場合(演奏家同士というような場合など)は、良い楽器を手に入れられる場合がある。ストラディヴァリやグァルネリのような「超名器」は個人売買で取引される場合も少なくないと言われる。
- 知識が売り手や買い手に充分ではない場合は、友人同士であっても、値段、品質でトラブルに発展することがある。
- 良いものが安価に手に入れられる可能性もあるが、悪いものを高く売りつけられることもある。
- 価格保証・品質保証は当然なし。
個人売買は、楽器を見る目と知識が売り手と買い手に充分あって、なおかつ、信頼できる相手なら、理想的な取引です。ですが、少しでも自信がないのなら、また、相手を心から信頼できないのなら、手を出すべきではないものです。
食品で言えば、釣って来たサバのおすそ分けみたいなものでしょうか(当たっても文句は言えないという点で)。
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