基礎情報
(著)松本善三
(訳)-
(題名)提琴有情 日本のヴァイオリン音楽史
(出版社)レッスンの友社
(価格)4,532円
(ISBN)-
目次
第一章 文久から明治中期まで
  - 文久三年(一八六三)のロビオの演奏が日本最初
 
  - 洋楽史上初の天才、「上野の女王:西太后」幸田 延
 
  - 洋楽をやる女子はハイカラで 頼母木 駒、安藤 幸
 
  - 外人教師絶賛、鈴木政吉製作のヴァイオリン
 
  - なんと、入学は十二歳の女子から四十四歳の人妻まで
 
  - レメニー氏按摩の笛で演奏中断
 
  - ブルックナー絶句「えっ、日本に行く?」 大恩人ディットリヒ来日
 
  - 「凡一國の文明は某學術家と學藝家の数に由て・・・」
 
  - よく出来た時は五銭の褒美 五銭あればおでん屋で書飯が
 
  - 「アナタミヨニチコンチエルトオイデクダサイ オーキニヨロシク」
 
第二章 明治中期から後期へ
  - 弦楽器製作の始祖鈴木一族/幻の?「ヴヮイオリン教科書」
 
  - 「音樂利害」中のエピソード「伊太利ノ考子ノ事」
 
  - 行く川のながれは、た江ずして、しかも元の水にあらずとか
 
  - ここに同志ありき・・・・・・鷲見三郎との出会い
 
  - 現代のエルマンは綺麗な女です。其の美に迷わされ・・・
 
  - 三越、松坂屋の少年音楽隊からプロが輩出
 
  - ユンケル氏の藝風は寄席藝人風であって
 
  - 「そんなに美しく弾くんじゃない」とブラームス
 
第三章 大正から昭和へ
  - 調子拍子共原音通りに発音せしめんには
 
  - ピアストロ、エルマン、ジンバリスト、アウアー門下生続々来日
 
  - クライスラー、ブルメスター地震に出くわす
 
  - スキャンダル!山田耕筰、近衛秀麿ついに袂を分かつ
 
第四章 昭和初期から終戦まで
  - ティボー感激の来日/ケーニヒ、婦人の嫉妬で失脚
 
  - 未だに謎のコロナ事件/諏訪根自子デビュー
 
  - ローゼンシュトック、モギフレスキーの大ゲンカ
 
  - 豊田、岩淵、江藤、辻・・・ヤングの登場
 
  - 念願のベートーヴェン後期作品初演/自宅が焼けても演奏した!