基礎情報
(著)小林武史
(訳)-
(題名)ヴァイオリン一挺世界独り歩き
(出版社)芸術現代社
(価格)1,500円
(ISBN)-
目次
生い立ちの記
  - 父子三人、長屋でギコギコヴァイオリンの練習
 
  - 健次は良い子で、武史は悪い子
 
  - 「八十島先生」「おばちゃん」「近衛先生」「三鬼さん」への感謝
 
海外修業時代
  - 「東響」のコンマスからチェコの「ブルーノ・フィル」のコンマスへ
 
  - 舞踏会に招ばれ、ダンスでひっくりかえる
 
  - 少女がくれたレモンにむしゃぶりつく
 
  - 世界のどの国でも質問される「スズキ・メソッド」
 
  - 神か狂気か偉大なるシュチェパーネック先生
 
  - リンツの「ブルックナー交響楽団」のコンマスになる
 
  - 「恋をしているときは、ドナウ河は青く見えるの」
 
東南アジア演奏旅行日記(一九七二、三,四年)
  - 文化交流のための演奏旅行の意味
 
  - イスタンブール 東西文化の間
 
  - デリー カースト(階級制度)の不思議
 
  - ボンベイ 幼い娼婦や、足や腕のない子供たち
 
  - マドラス 足で支えるインド・ヴァイオリン
 
  - カルカッタ カステラにあたり下痢でふらふらのコンサート
 
  - バンコック 王妃はクライスラーの小品を注文
 
  - チェンマイ 裸足にクツをはいた町長さん
 
  - ジャカルタ この町で初めてクラシックを聞いた市川さん
 
  - ジョクジャカルタ カーバイトの照明で汗みずくで演奏
 
  - メダン もっと大きなタマゴ焼きを下さい
 
  - シンガポール 若い国家、東南アジアの表玄関
 
  - クアラルンプール 大使公邸の「ホームコンサート」
 
  - イボー サルタン(王様)ははにかみ屋?
 
  - ペナン 海老と蟹を一生懸命食べる
 
  - コタキナバル 無人島での素晴らしい休日
 
  - サンダカン 口笛と闘い演奏で勝負する
 
  - マニラ 演奏会は見に行くのではない、聴きに行くのだ
 
  - 香港 レヴェルが高いこの国の聴衆
 
  - マニラ 團さんの「ファンタジア」演奏で聴衆が熱狂
 
  - 京城 今後に期待される韓国の音楽家
 
ヨーロッパ演奏旅行
  - チェコスロヴァキア演奏日記(一九七五年)
 
  - ロンドンでデビュー・リサイタル(一九七七年)
 
  - ムジーク・フェラインでコンチェルトを演奏(一九七七、九年)
 
  - 「ブルーノ・フィル」と伊福部昭先生の協奏曲を初演(一九七九年)
 
インディオの子供たちにヴァイオリンを教えた話
  - ヴェネズエラ乗り込み奮闘記
 
  - ついに大統領の前でオーケストラと協演
 
  - 「子供たちは世界中同じです」