基礎情報
(著)渡辺和彦
(訳)-
(題名)ヴァイオリニスト33 名演奏家を聴く
(出版社)河出書房新社
(価格)1,785円
(ISBN)4309265286
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目次
- フリッツ・クライスラー 偉大なる「一九世紀」
- ジャック・ティボー 美しき過去、またはバーチャル・ノスタルジー
- アドルフ・ブッシュ 幻影としての「最後のドイツ正統派巨匠」
- ヨゼフ・シゲティ 「新即物主義」の神話と「精神」の神話
- ヤッシャ・ハイフェッツ 「二〇世紀最大のヴァイオリニスト」といわれたひと
- ジノ・フランチェスカッティ 「ティボーの後継者」から「アメリカの巨匠」へ
- ナタン・ミルシテイン ハイフェッツの呪縛を超えて
- ダヴィド・オイストラフ 「ソ連」の時代を生きたロシアの巨人
- ユーディ・メニューイン 天才少年から音楽思想家へ。変貌と苦闘
- ルジェロ・リッチ 愛すべき「フィドラー」。録音のエンサイクロペディア
- ヘンリク・シェリング 自らのイメージと格闘した巨匠
- ジネット・ヌブー その実態、その「伝統」
- アイザック・スターン 二〇世紀「巨匠時代」最後のひと
- アルチュール・グリュミオー 「正統」とは何か
- イヴリー・ギトリス ヴァイオリンと遊ぶ希有なひと
- レオニード・コーガン オイストラフと比較され続けた「もうひとりの巨匠」
- イダ・ヘンデル 「天才」時代を超えて
- ヨゼフ・スーク チェコのヴィルトゥオーゾ
- クリスチャン・フェラス 「カラヤンのヴァイオリニスト」栄光と悲惨
- サルヴァトーレ・アッカルド 「パガニーニ弾き」という栄光と軛
- イツァーク・パールマン 天性のヴァイオリン弾き
- ジャン=ジャック・カントロフ 「正統派」と「音のギャンブラー」との狭間で
- ギドン・クレーメル ヴァイオリン演奏史を塗りかえたひと
- チョン・キョンファ 「天才」は復活するか
- ピンカス・ズーカーマン 変貌への道程
- ヴィクトリア・ムローヴァ 氷の微笑と「変身」
- ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ 「ナージャ」と呼ばれるヴァイオリニスト
- アンネ=ゾフィー・ムター 天才少女から「ヴァイオリンの女王」へ、そして・・・
- フランク・ペーター・ツィンマーマン 「ドイツ正統派」の軛
- ワディム・レーピン 「オイストラフの後継者」になれるか
- 五嶋みどり 「天才」であり続けること
- マキシム・ヴェンゲーロフ 「二一世紀の巨匠」へ向かって
- 日本のヴァイオリニストたち 「コンクール病」を超えて