基礎情報
(著)ヨーゼフ・シゲティ
(訳)谷口幸男
(題名)ベートーヴェンのヴァイオリン作品 演奏家と聴衆のために
(出版社)音楽之友社
(価格)1,835円
(ISBN)4276131243
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目次
ヴァイオリン・ソナタ
- ベートーヴェンの一般的なイメージの中で占めるソナタの従属的な地位
- 名ヴァイオリニストとピアノ伴奏者から。カール・フレッシュのソナタ観
- 曲目選定
- ベートーヴェンとヴァイオリン。ソナタにおいての演奏者の思いがけない困難
- クロイツァー、ロードとソナタop.47とop.96。同時代者の無理解
- べーとーヴぇん時代の演奏と現代の<原典墨守>
- ソナタの同一の問題の解決の多様さ
- ベートーヴェンの調選択
- 主テーマの提示
- ソナタの中の<お気に入り>と<継子>
- op.12 no.2の第2モチーフ・テクニック。初期作品に対する場違いな恩着せがましい態度。3つのソナタop.12
- 対照的なソナタとしてのop.23とop.24
- ヴァイオリンとピアノの<不一致>
- 若干の強情な箇所とその推定上の意味
- 伴奏音型の音響の強化
- 緩除楽章の終止小節
- 評価と音楽の<評価>について。付説
- ベートーヴェンの作品の<文学的>解釈について
- op.12 no.2のモチーフ・テクニック
- ヴァイオリンの音色の豊かさ。op.23を例として
- op.30 no.1, op.30 no.2
- op.30 no.3
- op.47
- <<クロイツェル・ソナタ>>とバルトーク
- 音楽に関する諸論文の問題
- ソナタop.30, op.47およびop.96の特殊な地位
- ベートーヴェン、シューマン、セザール・フランク。付説
- op.96
- op.24
- <<クロイツェル・ソナタ>>のためのスケッチから
- コン・ウナ・チェルタ・エスプレッショーネ・パルランテ(語るような表情をもって)。表情豊かなベートーヴェン演奏
- 具体例による実際的指示
ヴァイオリン・コンチェルトと2つのロマンスについて傍注
- ヴァイオリン演奏会。栄光への長い道程。初期の演奏。ヨアヒム
- シュポーア、パガニーニ、ベートーヴェン
- 19世紀初期における演奏生活の実際
- 演奏の揺籃期の<環境>の中での孤立。成功したヴァイオリニスト兼作曲家ヴィオッティ、クロイツァー、ロード
- ベートーヴェン演奏会の音楽的心構え。その目に見えない難しさ。解釈のための若干の指示
- コンチェルトのピアノ処理のために。カデンツァ。ハ長調のヴァイオリン・コンチェルトの断片
- またしてもヴィオッティとベートーヴェン
- レコードの模倣のかわりにスコア研究
- ロマンスop.40とop.50