ペグの滑り具合の調整 弦の交換とペグ調整2
弦の交換方法は多くの方がご存じかと思います。交換方法自体は後に書かせて頂くこととして、ペグ(糸巻)の調整についてを先に書かせて頂きたいと思います。
ペグの具合が悪いまま使っているケースがとても多く見られます。パキパキとスムーズに回らない場合や、逆に回りすぎてしまうような場合で、これでは調弦(チューニング)が必要以上に難しくなり時間もかかるし微調整ができません。
回りにくい場合はペグに潤滑剤を塗ることで解決することがあります。また、回りすぎる場合は弦の張り方で解決することがあります。今回は回りにくい場合の解決法をお話させていただきます。
ペグコンポジションと呼ばれる専用の製品を使用するのがスムーズです※。ヒルのペグコンポジションという製品です。こちらで購入できます。→楽天の該当ページ
ペグとペグ穴の接する面にペグコンポジションをちょいちょいと塗ります。右側と左側両方に塗ります。
ペグをペグ穴に差し込みなじませます。スムーズでない感じがするのなら、再度塗ります。ねっとりとした滑らかかつ抵抗感のある感じになれば大丈夫です。
ペグが回りにくい場合はこれでかなり回しやすくなります。調弦が相当に容易になります。ペグがパキパキ言う場合はぜひご参考にしていただければと思います。
※石けんやロウを塗ると言われることがあります。わたしも長年ロウを使っていたのですが、試した結果専用品のペグコンポジションが結局便利でした。
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