入会金・退会金-ヴァイオリンの経済学



ヴァイオリンの個人指導の場合には入会金が必要となることは多くありません。ですが、楽器店で行っている音楽教室の場合は、入会金あるいは退会金といったお金が必要になることがしばしばあるようです。

企業や指導者にはいろんな考え方がありますので、入会金や退会金の正当性を議論しようとするつもりはありません。携帯電話などと同じように、いわゆる「縛り」のお金であって、それ自体は問題視するべきものでもないと思います。

ですが、携帯電話などでも、「契約事務手数料」などに何となく納得いかないと感じることはないでしょうか?

ヴァイオリンの個人指導の場合、本質的には生徒が増えたり減ったりすることで、指導者の側に必要な仕事は発生しません。また、教材が必要なら、生徒に教材を指定して、生徒自身で購入させることが多いようです。

指導者と生徒の関係は、長いつきあいに及ぶことが少なくありません。せっかくの信頼関係をお金のトラブルで失うことのないようにしたいものです。金銭的に透明な指導者であることは、長いおつきあいの上でも大事なことと思いますが、いかがでしょうか?
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