ヴァイオリンの購入は骨董と同じ
楽器店の探し方と、探した名前でインターネットで検索をかけて、評判をチェックすることを以前お勧めしました。
「めんどくさい」と思われるかもしれません。なぜ、ここまで慎重に選ぶのか?ヴァイオリンの世界は骨董と同じだからです。骨董に数十万円~数千万円を出すとしたら、偽物をつかまされないようにかなり注意しませんか?
ヴァイオリンにも大手メーカー製ものがあるので、メーカー製のピアノを買うように、ヴァイオリンも買えなくはありません。量産楽器は値段と質が大体比例しているので、安心して購入することができます。
しかし、量産ヴァイオリンはヴァイオリンのほんの一部であるし、ピアノと違って、良いヴァイオリンは手作りで古いものが多いのです。
ヴァイオリンの世界では、演奏の腕が上達するにつれて、良いヴァイオリンに買い換えることが一般的です。そして、手作りで古くて、高額となると、偽物が出てくる。これが、ヴァイオリンを購入するときには、楽器というよりも骨董品と思ったほうがよいという理由です。
少しでも隙を見せたら、たちまち悪徳業者のカモにされる世界と思っておいて良いです。あまりにもリアルなお話ですが、決して誇張ではありません。
ヴァイオリンを購入するときには、くれぐれも念入りに調べて、失敗のないようにご注意ください。
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