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ヴァイオリン演奏のヒント-美しい演奏のTips基礎的な音階を使った練習

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音色の改善、技術的なチェックのためには音階を使うのがよいと思います。お好きな曲の中で容易に弾けるものを使ったり、カイザーの1番やクロイツェルの2番を使う方法もあるのですが、ここではとりあえず音階にします※1。

ヴァイオリンの場合、一番、容易かつ基本的な音階がイ長調(A線の開放弦-ラの音-から始まる)、ニ長調(D線の開放弦-レの音-から始まる)、ト長調(G線の開放弦-ソの音-から始まる)の音階になります。ドから始まる音階ではないことには注意して下さい。

まずは、上記のイ長調、ニ長調、ト長調の音階から弾いてみて下さい。テンポは遅過ぎず・速過ぎずで、弓は全部使う必要はありません。最初から最後まで同じ音が出ているか、弦が充分振動しているか、裏板まできちんと鳴っている感じがあるか、力を入れすぎて胴体や弦の振動を邪魔していないか・・・と正しい長さ、良い音を追求して弾きます※2。(画像をクリックすると動画が再生されます。9.6MB程度の動画ファイル。音が出ます)

音階

注意しなければならないのは、「音階が」基礎練習ではなく、「音階を使って」基礎練習を行う点です。ただ単に音階を弾いても上達にはつながらないし、むしろ下手になっていきます。音階を使って、もっと良い音、もっと無理のない音、もっとシンプルな音、ひいてはもっと美しくと練習すると、音色も音程もよくなっていくはずです。

音色を改善するには一番単純な形での音階を使うのが望ましいと思います。ぜひお試しいただければと思います。

※1 クロイツェル2番などより「ゆっくり弾く音階」の方が難易度が高いのですが、ここでは多くの方に参考にして頂けるよう音階を使用しています。

※2 弓を返すときのノイズや多少の弓の震えは、必要以上に気にしなくて大丈夫です。細部よりも、音色や音の長さと言った、大きな部分の方が「音楽」に影響します。


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