当たり前と思われるかも知れませんが、情熱と時間がなしにはヴァイオリンの上達はありえません。ところが、情熱も練習時間も持たず、自分自身で上手になろうとせずにレッスンを受ける方は少なくないのです。
「単に弾ける」というレベルなら、ヴァイオリンの演奏はギターなどに比べて、それほど難しいわけではなく、独学も可能です。ですが、クラシックヴァイオリンの音を出そうとすると極端に難しくなります。クラシックのヴァイオリンの音を目指すのであれば、半端ではない情熱と時間を確保する必要があります。
レッスンは全てを教えてもらえるわけではありません。生徒の方が積極的に自分の音楽とやりたいことを先生にアピールして、効果のあるレッスンになるものです。
ヴァイオリンは一つのことができるのに3ヶ月はかかるものです。毎日、練習をして3ヶ月続けるだけでも相当の情熱が必要ですし、充分弾けると言えるまでには、10年は必要です。
おもしろさが分かってくるまでが大変な楽器ですが、そこから先は急におもしろくなってきます。少々厳しいのですが、おもしろくなるまで情熱、時間が続くことが、必須条件の一つです。
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