弓をまっすぐに動かすために(実践編)


弓が曲がって動いてしまう問題を解決するためには、「弓をまっすぐに動かそう」とするのではなく、「ひじを後ろに引かないように」とすることが根本的な解決になります。

そのためには、壁やふすまなどにひじを軽くつけて弾くことが効果的です。

ひじをしっかり壁に押しつけるわけではありません。「ひじを何が何でも動かすな」と言うわけではなく※、「ひじを後ろに引いてしまった時に気がつく程度に」と考えて頂きたいと思います。

「何が何でも弓と弦が完全に直角」と考えるべきではありません。音が良ければそれで良いわけで、ある程度の許容範囲は認められると言えます。過度に数値的な完全性を追求するのは不毛なことと思います。

ただ、さすがに角度にして30度も曲がってしまうと、通常は音にノイズが乗ってきてしまいます。それでは美しい音・美しい演奏から離れますので直さなければならないと言えます。

「壁にひじを軽く当てて練習する」ことは、特に弓先で大きく弓が曲がってしまう時の修正方法としてご利用頂ければと思います。

※ボーイングは極力腕全体で動かす方が良い音が出ます。ただ、弓先ではひじから先を伸ばさないと極端に弓と弦の関係が斜めになってしまいます。その修正方法をお考えいただければと思います。

※PC版(http://www.violinwakaru.com)では動画を使用して説明をしております。よろしければどうぞご利用下さい。

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