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ニーズへの対応〜独学で習得できること、できないこと

好ましい(=売れる)製品を作るには市場のニーズに応えていく必要があります。ヴァイオリン演奏でも同じ事で、プロは当然のこと、アマチュアでも聴き手の望む演奏をする必要があります。「媚びている」「大衆に迎合している」と思われるかもしれませんが、演奏は演奏側ではなく必ず聴き手によって評価されるものですので、聴き手の立場に立った演奏、更には聴き手より一歩だけ先んじた演奏を作っていく必要があります。

一般的な意味では「求められる演奏」を知ることは独学でも難しい事ではありません。「精度の高い音程」「正確なリズム」「音の明瞭さ」「充分な音量と美しい音色」「難しいフレーズを難なくこなす技術」「余計な音を出さないこと」などがニーズということは教師に言われなくても分かりきっていることでしょう(実践やそれを実現するテクニックの獲得はもちろん難しい事です)。

ところが、本当の意味で求められる演奏を知ることはヴァイオリン教師にとっても大きな課題です。残念ながら音大卒であっても充分な仕事を得られないのが現実で、それは現在のヴァイオリン界が時代のニーズに応えられていない事を意味します。大ホールを満席にするのはクレーメルのような超一流演奏家でも難しくなっていますし、高価だったレコードを大事に何十回も繰り返し聴くの時代と違って、ネットでの無料配信では名演奏も丹念に聴いてもらえなくなっています。

音楽の存在価値を考え直す時代に来ています。どんな演奏をしたら聴き手に喜んでもらえるか。実際のところ誰も教えてくれるわけではない問いで、プロ・アマチュアを問わずそれぞれが独学して探求すべき課題です。狭い音楽の世界しか知らない過去にとらわれた音楽教師よりも、むしろ習う側の方が時代の変化を的確に捉えているかもしれません。

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