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独学で習得できること、できないこと

「ヴァイオリンは独学では無理」と言われることもあります。その意見に賛同できる部分もありますし、プロ演奏家を目指すなら技術面・人脈面ともに先生への師事は必須でしょう。その一方で、わたしは教えている立場ではあるものの、趣味でヴァイオリンに接する方にとってはご自分で出来ることは可能な限りご自分で出来た方が良いと思います。習わないと習得は難しい事も多々ありますが、その一方で、趣味としては自分で壁を乗り越えることが楽しみになり得ますし、その正当性は別にしても自分で見つけた発見はご自分にとっての財産になるはずです。

かつてはこなすべき課題を知ることすら困難でした。学習上必要な「お手本」を目の前で聴くことも習わない限り稀な機会でした。先生以外に質問はできなかったし先生への質問自体も勇気のいる恐ろしいことでした。現在では良きにせよ悪しきにせよ情報は豊富でお手軽になりました。練習すべき定番の課題や構え方・弾き方はネット情報に溢れています。残響の少ない普通の部屋での音も動画サイトなどで豊富に存在します。質問があればYahoo!知恵袋などの知恵の共有サービスで質問すれば回答の質はどうあれ回答は返ってきます。先生に習う意義はかつてとは変化していると考えます。

今回からしばらく「独学で習得できることとできないこと〜習うことで得られること」というテーマで書かせて頂きたいと思います。ヴァイオリンに限らず習い事やスキル習得一般の上で重要なテーマとも言えるでしょう。

独学の最大のメリットはご自分のモチベーションに合わせて学習できる点です。熱中している時は千里の道も険しくなく何時間でも練習出来るものでしょう。それがそのまま独学のデメリットにもつながります。向かうべき方向や目的地までの距離、その進捗状況は分からないことでしょう。壁を乗り越えるための手段や壁になっている原因についても分かりにくいことでしょう。一人では「目的地の設定」「全体像と把握」「現状の把握」がしにくいものと言えます。

会社での製品開発に置き換えて考えるとヴァイオリンの熟達に必要な工程が明確になるでしょう。
・過去の研究成果に即した大まかな方向性を知る
・海外視察などをして広い知見やアイディアを得る
・製品の設計や製造方法のプランニング
・個々のニーズや現実的な問題への対応
・ボトルネックの発見と解決
・工程管理や進捗管理、品質管理
・製品を世に出す

それぞれ社内での解決も不可能ではないものの、外部コンサルタントを使った方が効果的・効率的な場面もあるでしょう。これに相当することが先生の存在意義になり得ると考えます。

次回以降、それぞれについて掘り下げて書かせて頂きたいと思います。

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