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レッスン料こそが先生の命の水 - レッスンとお金 2/7

現代でも言えることですが、特に一昔前はお金について話すこと自体がタブー視されていた面があります。お稽古ごとのような世界(表面的にきれいな世界)ではなおさらでした。

こういった習慣もあり、ヴァイオリンの世界では先生の側がレッスン料に頓着しない素振りをすることも多く、いくらでもいいよと言う先生、郵便受けに入れておいてくれと言う先生もいると聞きます※。

ですが、実際のところ先生にとってレッスン料は命の水と言って良いものです。

レッスン料は、フリーのヴァイオリニストにとっては唯一の定期的な収入源になります。演奏家は自身のリサイタルで黒字にするのは困難ですし(たいてい赤字と言われます)、オーケストラのエキストラも練習時間や拘束時間の割にそれほど大きな収入になるわけではありません。

1回のレッスンを3,000円とすると、毎週レッスンしてひとりあたり12,000円。15人教えて18万円。ここから税金、国民年金、健康保険、家賃、ヴァイオリンのメンテナンス費用を払わないといけない。楽器をローンで買ったなら月々の返済もあります。

近年は少子化が進んでいるし、ヴァイオリン教師も余りつつあります。その上、ヤマハのような大手楽器店がヴァイオリン教育に進出しています。15人も定期的に教える生徒がいるなら相当に成功している先生と言っても過言ではありません。

一般的なイメージほどヴァイオリン教師は豊かな生活ではありません。そして、「教える仕事」というものは宗教に似て、手を汚せば多くの収入が得られるし、手を抜こうと思えば手を抜ける仕事です。先生の側が真にお金に関して賢く、かつ、教えることにどれだけ熱意を持っているかが、レッスンにかかる費用と効果を考える上で参考になります。

※現金のやり取りをする商売は容易に脱税ができますので、「ポストに入れておけ」というような行為は脱税目的と言われても仕方ありません。レッスン料だって受け取ったなら領収書を発行するべきです。

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