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専門家に調整をしてもらう:低コストでヴァイオリンの音色を良くする4

弦楽器専門店や弦楽器工房などの専門家に依頼しないとできないメンテナンスや調整もあります。専門家に依頼をするとそれなりにお金がかかる事は事実ですが、ヴァイオリンや弓を購入したり買い換えたりするよりはずっと安価です。でも、ともすれば楽器や弓をを購入するよりも音色が改善することがあります。

【ヴァイオリンの掃除】
表面を掃除することはユーザーでもできますし、胴体内部の掃除はお米を使うなどしてできなくはありませんが、一般的ではないかもしれません。特に古い楽器の場合は専門家に掃除をしてもらうと見た目だけではなく音も改善することがあります。

【毛替え】
毛替えは部品交換ですが、音や弾き加減に影響が出る点では調整とも言えます。職人さんの腕の出る部分で、上手でセンスある専門家が張れば弾きやすく音の良いものにしてもらえるし、逆に「何でこんなに弾きにくいの?」と思うような結果になることもあります。

【調整】
パーツ交換の駒・魂柱を交換する項目でも少し書きましたが、部品交換を伴わなくとも調整でかなり音は変化します。駒・魂柱の位置関係、弦高、弦の乗る溝の深さ、テールガットの長さなどが対象になるでしょう。また調整ではありませんが、ちょっとした剥がれなどがノイズだけでなく鳴りを低減させて音に悪影響を及ぼしている場合もあります。

ただし、何を替えても音は変化するものですが、それがユーザーの好む調整をできるかどうかは、職人さんの腕とセンス次第、それからユーザー側の要望の伝え方次第です。

【もっと大規模な修理調整】
バスバーの交換や板の変形の修正などより大規模な修理が必要になる場合もあります。古いヴァイオリンは歪んでいる事が多いし、過去に適切ではない修理がなされている場合も少なからずあります。これを適切な状態に復元する事で本来の性能を発揮する事になります。この場合は代金も高額になります。

お店によって、あるいは職人さんによっては良い音にできる場合ももあるし、不満足な結果になることもあります。自分で試すにせよ専門家に依頼するにせよ同じ事ですが、楽器の音は全体的なバランスの上で成り立つもので、部分的な調整だけではむしろ悪化する事もあります。また調整をしてもユーザーの好みに合うかどうかは別で、職人さんが良かれと思ったことであっても、必ずしもユーザーにとって満足行く結果になるとは限りません。

そういう意味で専門家:職人さんに調整をお願いするためには職人さん探しから始めることになってしまいます。わたしの経験上は、毛替えで好ましい結果にできる職人さんは何をやってもらっても良い結果になるようです。音を作るのはその方のお人柄なのだなと思わされます。

ご参考にして頂ければ幸いに存じます。

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