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超有名製作家:覚えておきたいヴァイオリン製作家

展示会のシーズンにいろんなヴァイオリンや弓をご覧になって触って頂きたいと思います。

偏見無く多くの楽器を見ること・触ることが楽器を知る一番の方法だと思います。ですが、まずは楽器の製作家の名前や大雑把な特徴や使用者を知っておいた方がより一層興味深くヴァイオリンを見ることができるはずです。

そこで、重要なヴァイオリン製作家を10人選んで、できるだけ簡単に特徴を書かせて頂きたいと思います。もちろん、重要な製作家はもっと多くいますが、ここでは他の製作家にコピーされたり、演奏家に愛用されていたりといった点で有名な製作家を挙げることとします。


まず、Sクラスの製作家です。いずれもイタリア・クレモナの古い製作家です。

ストラディヴァリ(Antonio Stradivari)

最も有名なヴァイオリン製作家。約300年前の人物。非常に均整の取れたスクロール(渦巻き)やf字孔。胴体の膨らみはそれほど大きくないものが多い。使用者はあまりにも多いが、パールマン、グリュミオー、オイストラフなどが特に有名。

値段や写真はこちら(Tarisio)
この製作家の使用者や所有者、写真などの情報はこちら(Cozio.com)

 

グァルネリ(Giuseppe Guarneri del Gesu)

通称グァルネリ・デル・ジェス。約270年前の人物。かなり荒っぽいスクロールとf字孔の楽器もあるし、丁寧な楽器もある。胴体の膨らみはかなり少ない。使用者はストラディヴァリに並んであまりにも多いが、ハイフェッツ、クライスラー、スターンなどが特に有名。

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グァダニーニ(Giovanni Battista Guadagnini )

通称J.B.グァダニーニ。約250年前の人物。小さめのスクロールのことも多く、また、f字孔の丸が縦長になっている楽器も多い。胴体の膨らみは少ない楽器もあれば多い楽器もあっていろいろ。国内では「芸大事件」で一躍有名になった。初期のクレーメルやサラ・チャンはこの製作家の楽器を使っていた。

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ベルゴンツィ(Carlo Bergonzi)

約260年前の人物。胴体が独特の形(マッシュルーム:キノコ型と言われることもある)をしている楽器もある。上記3つに比べて知名度は低いが、楽器の世界ではとても重要な人物。パガニーニやジャック・ティボーなども所有していたと言われる。

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次にAクラスともいうべき楽器です。

アマティ(Nicolo Amati)

およそ350年前の人物。膨らみの大きい胴体。極めて均整の取れて、丸っこいスクロールとf字孔が特徴。現在、ギドン・クレーメルが使っていると言われる。

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モンタニアーナ(Domenico Montagnana)

およそ250年前の人物。マイスキーなどが使用していてチェロの方で殊に有名だが、イタリアのベニスの製作家の代表格。荒っぽく、赤黒く汚い感じに見える楽器も多いが非常に美しい楽器もある。

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ゴフリラー(Matteo Goffriller)

およそ300年前の人物。こちらもベニスの製作家の代表格。くりっとしたf字孔や整ったスクロールの楽器も多い。チェロのカザルスが使用していたことで有名。

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時代が下って、1800年代の代表的楽器です。

プレッセンダ(Giovanni Francesco Pressenda)

1800年代の最も重要な製作家のひとり。およそ170年前の人物。均整の取れてはっきりした感じのするスクロール、やや細長いf字孔、平ぺったい感じのする膨らみが特徴と言える。次世代のストラディヴァリとも言われる。

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ロッカ(Giuseppe Rocca)

ヨゼフ・ロッカとも言われる。1800年代で最も重要な製作家のひとり。およそ150年前の人物。プレッセンダと同じく均整の取れてハッキリしたスクロールなどが特徴。

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ヴィヨーム(Jean-Baptiste Vuillaume)

1800年代フランスの製作家。パガニーニの使っていたグァルネリ「カノン」のレプリカを作った逸話で有名。実際に見てみると、古いクレモナの製作家の雰囲気とはだいぶ違うが、スクロールやf字孔は極めて均整が取れている。ヒラリー・ハーンが使用している楽器として近年は有名。

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上記の製作家の楽器を見ることができたら「良いものを見た」という事になります。絵画で言えば、ゴッホやピカソと言ったSクラスの知名度の画家から、レンブラントやクールベと言ったあたりになりますでしょうか。

ぜひ、展示会などを楽しむご参考になさって頂きたいと思います。

 



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