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ゆっくりでも弾けない部分の練習〜効率よく曲を練習する手順5/9

難しい部分にはふたつのパターンがあります。「ゆっくり弾いても弾けない部分」と「ゆっくりなら弾ける部分」です。今回は、「ゆっくり弾いても弾けない部分」の練習方法についてお話しします。

ゆっくりでも弾けない部分の練習〜曲を練習する手順(5) ヴァイオリンがわかる!

知らない技術が出てきたり、リズムが複雑・トリッキーだったり、♯や♭の臨時記号が多用されて理解が困難、というような場合がゆっくり弾いても弾けない部分かと思います。例えば、技術では、フラジオレット(ハーモニクス)が譜面の書き方も独特のため代表的と言えましょう。リズムの場合はシンコペーションなど、また、音の面では♭を多用する部分が代表的です。

こういった部分は努力で解決するものではありません。

知らない記号や書き方が出てきた場合は、調べたり人に聞くなりしなければ絶対にできるようにはなりませんし、複雑なリズムや臨時記号は、論理的に理解していなければ弾けません。口で歌えないものはヴァイオリンでも弾けないのです。

まず、短い単位で理解を試みます。1小節、あるいは、1拍で考えると分かる場合があります。また、別の視点から考えます。音の長さを分割して数えやすくしたり※、♭を♯などと読み替えたりすると、あっさりと分かる場合もあります。

しばらく考えて分からない場合は、とりあえず他の難しい箇所を練習した方が効率的です。翌日になれば分かる場合もありますし、それでも分からない場合は、知人や先生などに聞くべきです。あるいは、友達や家族からでもアイディアをもらえる場合もあります。いずれにしても自分だけで考えていては解決になりません。

ゆっくりでも弾けない部分は、自分一人では解決しにくい部分です。できるだけ早く、他人に聞いたり本などで調べたりするのが望ましいと言えます。

※「4分音符を16分音符4つと考える」などです。

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