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説得の段取り(ストーリー)〜音を音楽にするには9

多くの音楽にはストーリーがあります。音楽学的にはソナタ形式が提示部、展開部、再現部になっているなどとされます。理論を知るのも勉強のひとつではありますが、理論を知らなくてもその曲をどうやって話を進めていき、その曲にどんな結論(言いたいこと)が入っているのかを考えてみるのは良いかと思います。

音楽にも、短編小説があったり、長編小説があったりします。例えば、交響曲のような音楽は西洋の長編小説のようなものと思います。延々といろんな情景描写があり、伏線があり、さまざまな登場人物が現れたり、同じ登場人物が戻ってきたり、などがあります。

小説でいきなりオチが最初に来てしまうことはあまり無いように思えますが、音楽も一番最初に言いたいことが来てしまうことはあまりありません。結論は基本的には最後の方に来るものなのです。

もちろん音楽は小説とは違いますので、何でもかんでも物語のように考えるのは、必ずしも好ましいことではないとは思います。ですが、音楽を物語と考えて、どういう登場人物がいて、どんなできごとがあって、どんな風景があって、などと考えることは音を音楽にするうえで役に立つこととは思います。

そう考えると、いきなり最初から全力で弾くのは、とても音楽的とは言えないものになってしまうことがおわかりになるかと思います。もちろん、アジ演説では無いわけで最初から最後まで過度に一生懸命弾くことも聴き苦しいものと思います。

人を説得するには、まず少しずつ気持ちをつかんで、ユーモアを交えたりしながら、相手の様子もうかがいつつ、段階を追って説得していくもの。音楽も演奏者の気持ちを伝えるには同様の手順が必要と思います。

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