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指の曲げ伸ばし - ヴィブラートの練習方法 2/5

ヴィブラートの中で重要な動きは指の曲げ伸ばし運動です※。指の屈伸を素早く(1秒に8回程度)、比較的広い幅(半音程度)で行い、屈伸がムラなくスムーズにできること。これが、ヴィブラートによって美しい音をつくる条件になります。

ヴィブラートの難しさのひとつは、こういった指の屈伸が日常生活では出てこない運動にあるのでしょう。まゆげを片方だけ動かす、とか、耳を動かすのと同じくらい、日常的でない運動です。そして、歩くのと同じくらい複雑です。

赤ちゃんが人間らしく歩けるようになるまでには数年かかります。新しい運動を覚えるのは一朝一夕にはできず、リハビリのように時間をかけて筋肉や神経を作っていく必要があります。


まずは、ヴィブラートそのものではなく、ヴィブラートの基礎練習を行います。繰り返しますが、これはヴィブラートではありませんからご注意下さい。

ゆっくり指の曲げ伸ばしを行います。これを全ての指でできるようにします。指の屈伸運動を3つの角度で撮影しています。

左側

右側

演奏者側

指の置き方に少し注意が必要です。ヴィブラートに限らず、ヴァイオリンの場合、指は弦に対して直角になるのではなく、平行に近く並べます。

不適切な指の置き方
適切な指の置き方
不適切な指の置き方
適切な指の置き方

ヴィブラートは2(中指)、3(薬指)、4(小指)、1(人差し指)の指の順に難しくなると言われ、4や1の指を無理に練習することは最初は避けた方がよいと思います。まず、2の指からゆっくりと屈伸の練習を始めることをお勧めします。

くどいですが、ヴィブラートは短期間で習得できるものではありません。3年間かかるとも言われますし、わたしはもっと時間がかかると思っています。 そして、練習時間に比例して上達するタイプの技術と思います。気長に、でも、筋肉や神経を作るタイプの練習なのだから、毎日の練習をお勧めします。

ヴィブラートの参考になれば幸いです。

※腕のヴィブラートとか、手のヴィブラートという話が書籍には頻繁に出てきますが、いずれも、キーポイントは指の屈伸運動にあります。「腕の」「手の」の違いは、指の屈伸が腕の動きによるものか、手の動きによるものかの違いです。いずれも、指の屈伸は受動的になされます。

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