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移弦は元過ぎず先過ぎず - 移弦のヒント4

移弦をするときには都合の良い弓の位置があります。元過ぎても先過ぎても移弦はしにくくなり、「丁度良い位置」ですと比較的スムーズに移弦をすることができます。

この「丁度良い位置」は細かい音符(例えば16分音符)の場合は先弓の方が弾きやすくなりますし、大きな移弦(例えば、G線とE線の連続。クロイツェル7番など)の場合は元弓の方が弾きやすくなる場合があります。

適切な位置は状況により違いますし、移弦の有無にかかわらず細かい音符の時は先弓の方が弾きやすくなることもありますので、一概にどこの位置とは言えないのですが、元か先か、またはその間か、適切な加減を探しながらなさるとうまく弾ける場合があります※。

ヴィヴァルディのA-mollのコンチェルト(Op.3-6:スズキなど各教本に載っているもの)の3楽章75小節目を例に挙げます。

この個所は弓の元で弾くことは困難で比較的弓先で弾くのが好ましいと考えられる場所となります。でも、完全に弓先でも弾きにくく弓先から15cm〜20cm離れた場所が弾きやすいと思います。

うまく移弦の出来る位置を探してなさってみて頂きたいと思います。

※音色が良い位置と両立する必要がありますので、移弦だけを優先することはできません。

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