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理想の楽器に出会うロマン

ヴァイオリンを始めてしばらくすると、別のメーカーのヴァイオリンがどんな音がするのだろう、ストラディヴァリがそんなに素晴らしい音がするのだろうかと、楽器自体に関する興味が芽生えてくる事があります。

ヴァイオリンは歴史のある楽器だけに、400年前の古いものもあれば今年作られた新しい楽器もある。音に工夫を凝らした楽器もあれば、形に凝ったもの、中には古い楽器にいかに似せるかを追求したものまであります(レプリカ、コピーなどと言いニスの剥げ方や傷も再現したもの)。多くの人が労力と工夫を凝らしていて知れば知るほど奥深さが分かる世界です。

また、アクセサリー類も充実していて、弦や松脂によって音や弾き心地が変わるし、肩当て・顎当てなどで弾きやすさや音色が変わったりします。

アクセサリーでも音が変わるし、ヴァイオリン・弓によって音が結構違うため、一度違いが分かるようになると、あれこれ試したくなってきます。まずは弦を別の銘柄のものに替えて、肩当てを替えてみて、そのうち弓を替えて、ヴァイオリンを替えてとなってきます。

恐ろしいものでヴァイオリンの世界は著しく値段の幅があり、ヴァイオリン本体で300万円程度、弓に関しても150万円程度は大したものではないと言えてしまいます。単なるブランド料・骨董価値かと思いきや何千万円・何億円といった高額な楽器にはそれだけのお金を出しても欲しいと思わせるような「音」が備わっているものです。ですが、その「音」は安価な楽器に備わっている場合もあり、そこが面白いところで分からなくなってしまうところです。

わたし自身は、先生がお持ちだった楽器を弾かせて頂いたのがきっかけで、その「音」に感激して、楽器店巡りを始めたのが中学生の頃です。それから20年、機会に恵まれて、著名な製作家の楽器はほぼ全て触ることが出来ました。ですが、それでも、値段に関係なく今でも驚くような音が出る楽器に出会う事があるし、楽器の持つ音楽性、更には良い楽器の持つオーラを感じたりしますので、楽器との出会いすらも趣味として成り立つ非常に奥深いものと言えます※。

自分にとって理想の一本を探し求める事はロマンと言えます。お金の多寡にかかわらず、自分自身を投影する鏡のようなもので自分自身に見合った楽器が手元に来てしまうものです。お金があれば良いものが得られるというわけではなく、自分の成長に見合った出会いがあるからこそ非常に楽しい。

すごく気に入ったはず楽器でも他人の一言で色褪せる事もあるし、無神経なひと言に首を絞めたくなったり、値段に見合わない楽器とわかり痛い思いをする事もあるし、楽器のトラブルで生き物のように心配する事もある。ネットオークションで買ってみて失敗したり、しばらく使ってみて気に入らなくなってしまったり。

なかなか理想の楽器に出会えるものではありませんが、楽器を選ぶ事・楽器に出会う事もヴァイオリンを弾く楽しみ・苦しみのひとつと言えます。

※オカルトっぽいですが、良い音のする楽器には独特の雰囲気がありますし、良い楽器は誰にでもわかる良さがあるものです。

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