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5000時間がひとつの区切り

一般的に、ひとつの技能を身につけてそれなりに評価してもらえるようになるまでには5000時間を要すると言われます。5000時間というと毎日1時間の練習なら13年半でしょうか。

わたし自身は最初の10年間は嫌で嫌でたまらず、10年目にしてやっとヴァイオリンのおもしろさが分かった経験があります。この頃から自分で聴く音と録音をして聴く音がほぼ一致するようになったし、自分から積極的にヴァイオリン曲や楽器について知るようになりました。

全体が見えるようになるという意味では5000時間、あるいは10年の時間が必要になるとは言えます。

習いながらの10年間はなかなか厳しいものがあります。昔のことですので、ほめられる事などほとんどなく、注意されたり、叱られたり、怒られたりを毎週続けた10年間。ヴァイオリン関係のひとに心が歪んでしまった人をしばしば見かけますが、気持ちはとてもわかります。

当然、ヴァイオリンが楽しいはずがありません。でも「1日休んだら3日遅れる」という世界ですので毎日の練習が必要です。自分自身も10年間のうちで練習を休んだのは、修学旅行の時など数えるくらいじゃないかと思います。それでも「練習を休んだ」ということに対して罪悪感を感じたものです。

病気の時だって練習はするし、お友達が遊びに来ても練習のために断る事になるし、兄や父が庭で遊んでいるのを見てうらやましく思った事もあるし、時計の針を戻して練習時間をごまかしたりしたこともあります。「毎日練習」というのは結構厳しい事ではあります。

プロとして活動しているひとは、おそらくほぼ全員が同じような経験があるかと思います。わたし自身は演奏家と言えるような腕前にはなりませんでしたが、それなりに弾けるようになるというのは相当に厳しい世界であることを知って頂ければと思います。

もちろん皆が皆プロになろうと思ってヴァイオリンを弾いている訳ではない事は分かっています。また、単純に時間で計る事ができないことも分かっています。ですが、ご自分が5000時間のうちのどのあたりまで来ているか計算してみることは、進捗状況を知る手がかりのひとつにはなり得ると思います。

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