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4月1日は6月分の予約開始日。120コマほどと今月も大変多くのご予約を頂きました。改めて本当に有難うございます。また土曜・日曜は東京にてレッスン。両日とも9コマ+9コマの18コマ!本当に多くの方にお越し頂き有難うございました。今週はレッスンはお休みを頂きご不便をおかけします。
日曜日のレッスン後に染井霊園から商店街へ夜桜見物。これは商店街の桜。
ここのところレッスンでヴァイオリン以外の能力についてお話を伺うことが続いた。ヨガだったり、跳び箱だったり、コンピュータのプログラムだったり。それぞれ得意な能力をお持ちなのは頼もしく嬉しいこと(^^)。
わたしはヨガを全然知らないがヨガは名ヴァイオリニストのメニューインが採用で有名。健康に柔軟に身体を保つことはヴァイオリンを弾く上で有用と思う。実際お話しを伺った方はヴィブラートが短期間でできるようになりお話しを伺ってなるほどと思った(ただメニューイン自身は神童の頃の輝きを取り戻せなかった。大きなボウイングとスピードで弾くタイプで、加齢による筋肉の衰えでバランスを崩したのだろうかと想像する)。
お子さんで跳び箱など跳ねる運動が得意というお話を伺った。適切なタイミングで踏切り、手をついて、といった動きはヴァイオリンで必要とされる運動能力そのもの。ヴァイオリンは筋力で強引に弾くのではなく、力のかけ加減のバランスで弾いているもので、実際その子はとても上手に弾く。
別のお子さんからはコンピュータのプログラムをなさるお話を伺った。わたしもかつてプログラムで仕事をしていたが、楽譜はプログラムの文法ととてもよく似ている。最初に定義:速さや調、拍子の指示があり、インタプリタ的に順に処理を進める点や、繰り返し記号やコーダなど処理順の指定もプログラムに似ている。何より、論理的思考はヴァイオリンを弾く上で重要だ。
直接関係しそうな芸術・美術・文学など文系っぽい事はもちろんだが、むしろ数学や物理、論理的思考など理系的の要素と、身体のバランス感覚や柔軟性はヴァイオリンの演奏に大いに有用。
何より、あきらめずに技術を習得するしつこさ・こだわりと、人としての周りを気遣い、また周りを惹きつける魅力が最も必要だろうか。サウイフモノニワタシハナリタイ(^^;。