ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

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17/1/26 サイト更新:広く見ること

水曜日はレッスン。8コマと大変多くの方にお越し頂き有難うございました。普段お越しの方からご要望を頂き、いつものクラシックの曲とは別に活動なさっているブルーグラスの曲を聴かせて頂きコメントもさせて頂きました。わたしはブルーグラスについて全然明るくないのですが、少しでもお役に立てばと願っております。わたしもとても勉強になりました。

ようやくサイト更新をした。独学についての続き「広い知見やアイディアを得る〜独学で習得できること、できないこと」。広がり過ぎる内容であれこれ考えた結果むしろ文章が不明確になってしまった感もあるのですが、よろしければどうぞご覧ください。

http://www.violinwakaru.com/artcl/40/41_00503.html

独学で生じる問題に情報の取捨選択がある。独学は自分にとって美味しいものだけ取捨選択しがちで、すなわち自分に都合の良いことだけの選択=狭い範囲の思考につながる。逆に習っている場合でも、教え過ぎは「過保護」に等しくなる。過保護は情報の制限をし過ぎになり、やはり世間知らずな狭い範囲での思考が育ちやすい。

残念ながらヴァイオリニストやヴァイオリンの世界の住人にありがちなことだが、狭い思考からは「あいつの音程が悪い」「あそこの楽器は偽物だ」など批判しか言わなくなる。他者への評価はプラスとマイナスの両方があってしかるべきものだが、マイナスの評価を多く口にする事はその人の心の貧しさを示す。少なくともうちにお越しの方はそういう心に育って欲しくない。

正直言って、ヴァイオリンを教えて生活をしている身としては外の世界を見せず「囲い込み」をした方が商売上は有利だ(「依らしむべし、知らしむべからず」が王道だ)。けれども、成長のためにはどこかの段階で「ヴァイオリンの社会」に出て世間を見てほしい。ご相談頂いた時には止めないし、むしろ「やってみては」とお話しすることが多い。その結果、失敗して傷つく事も少なからずあるものだが、それも経験したうえでヴァイオリンの世界でも「広い視野」を持てるようになって欲しいと思う。

 



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