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月曜日は横浜市鶴見区のサルビアホールにホール使用の打ち合わせに出かけた。だんだん日程近づいてまいります・・・ドキドキ・・・。火曜日は東京にてレッスンを夜間帯に2コマ。調子を崩されてしまって復元レッスンをさせて頂いた方もおられました。お越し頂いた皆様有難うございました。
サイト更新を行った。「大まかな方向性を知る〜独学で習得できること、できないこと2」というタイトルで書かせて頂いた。
→http://www.violinwakaru.com/artcl/40/41_00502.html
スキルの習得する際に最も重要なのはそのスキルの大まかな方向性:その世界の常識を知ることだと思う。個別の演奏法など狭い範囲の事ではなく、広い意味の全体的な方向付けが大切。丁度先日、ピアノの先生とメールでお話しをしたのだが、ピアノもちゃんとした教室ではグランドピアノが当然でまた調律で変化するタッチ・感触に敏感なのが当然だそう。明示的か否かによらず先生が示すべき方向というのはそう言う姿勢全般のことだろう。
独学にも幅があるもので、全くお手本が無く取り組む場合から事実上習っている場合まである(わたしのクラシックギターは独学だが事実上習っているとも言える)。逆に先生に習っていても適切な指導を受けていない場合もあるし、生徒の側が学ぶ気持ちが無い場合もある(特に文系の大学教育は多くはそうではないだろうか)。独学かどうかに意味は無いかもしれないが、何らかの手段でその道の方向を知る機会は必要で、その前提として必要なのが一般常識と思う。
広く常識的な感覚を身につけた方はヴァイオリンについても常識的な方向に進むようだとレッスンをしていて思う。そこが一般常識の必要性なんだろうと思う。ぜひ、ヴァイオリンを弾くためにも広く学んで頂きたいし、自分もそうありたい。