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16/11/27 ちょっとしたことの差

ちょっとしたことの差

土曜日は東京にてレッスン8コマ。今回も大変多くの方にお越し頂きました。最後の方はわたしも疲れ過ぎて言葉がうまく出なかったのですが、拙いながら何かが伝わっていればと願っています。今回遠くからお越しの方もおられましたし、寒い中お越し頂いた皆様有難うございました。

金曜日午後は恵比寿へ。1月30日の日程が決まって初の練習をしにギターショップカリスさんに出かける。今回からビデオカメラで撮影を開始したが、その途端我ながら緊張して「あわわわわ」になってしまった。下手なのは自分でも分かっているが、それにしても撮影動画を見るにかなり問題のある演奏で、撮影する事に慣れることと地道に改善・練習をします。

以前から気になっている店頭の古いギターを少し調整して頂いたら俄然生きた音になった(遅くまでお手間をおかけしました)。楽器の音はちょっとした事で変化する。ヴァイオリンでは弦や松ヤニはもちろん、あご当てのネジの締め具合でも音は変化する。特に、振動が直接伝わる駒周辺は音の変化は大きい。神秘的に言われる魂柱だけでなく駒も敏感であるしテールピースの長さなども影響は大きい。今回お越しの方でも、修理調整をなさって全然違う音になったケースもあった。

物理的変化ではあると分かっていても、急に楽器が元気になったり病気になってしまったりするように感じる。演奏と同じくわずかの事で生きも死にもするもの。その変化を重要視するか否かは人それぞれだろうけれど、わたしは「生きた音・音楽」であることは重視する。音量や音質の明るさなどスペックで示すことの出来る部分ではなく音の生命感というかエネルギー感というか数値化・定量化しにくい部分だとは思う。

話は変わる。ここのところヴァイオリンもギターも多く弾いているためか左手も右手も痛い。これもわずかの事で変わり、ヴァイオリンでは使う弓によって痛くなったり軽減したり、ギターでは弦長が長い650mmの楽器だと左手への負担が大きく640mmであれば大丈夫のようだ。弓は5gも変わらないしギターの弦長も1cmの差だ。

バランスで出来ているものだからわずかな事で結果が変わるのだろうか。身体の「健康な状態」「普通の状態」と同じく奇跡のバランスなんだなあと思わされる。

 



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