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16/7/2 田舎に先に未来が来る:ステレオタイプの見直し

7月1日は9月分の予約開始日。130コマほどと今月も大変多くのご予約を頂き本当に有難うございました。今月もどうぞよろしくお願い致します。また、木曜日は東京にてレッスン。忘れずスリッパも出しました(^^;。今回も多くの方にお越し頂きました。お越し頂いた皆様有難うございました。

田舎に先に未来が来る:ステレオタイプの見直し

金曜日朝のNHKラジオで「田舎に先に未来が来る」という話をしていて「!」と思った。わたしは愛知県の端の田舎生まれ田舎育ちなのでそのリアリティに納得した。一見、都会的未来的な大型ショッピングモール(イオンなど)は田舎にこそ存在しうるし、町の本屋さんがつぶれたからこそAmazonが必要。公共交通機関の不足×高齢化が進んだ結果として自動運転車が走るのも、過疎化×人件費抑制のためのドローンが飛び交うのも、介護のためのロボットが普及するのも、想像したような未来は田舎にこそ必要性があるのだろうと考えさせられた。

善し悪しを議論するわけではない。「都会は先進的で、田舎は遅れている」というステレオタイプ自体を考え直すべき時代になっているのだと。事実現在わたしは山手線沿線の東京の中心と言えるエリアに住んでいるが、ここは昭和的な懐かしい町であるし、近所の商店街の豆腐屋さんで豆腐も買っている。これは未来的とは言えず懐古的だろう。これが都会的だろうか?

パラダイムの大きな変化が起こっているのを実感する。欧米が世界の中心では無くなりつつある。街を歩いてもカメラを首から下げた旅行者はむしろ欧米人だ。ミニマリズムは極端な例とは言え、物を持たない豊かさが広がりつつある(でも、かつて言われたような物質的<精神的でもなさそうだ)。

そんな中、ヴァイオリンはどんな未来になるのだろうか?今のところヴァイオリンの世界は20世紀的思想のように思えるが、自分がどういう未来を選択して何をお伝えするべきなのだろうか?良い音への需要は続くだろうが、西洋音楽やクラシック音楽の需要はいつまで存在するだろうか?

そんなことを考えさせられました。今月もどうぞよろしくお願い致します。

自宅近所の神社(妙義神社):絵に描いたような田舎の神社の光景
東京にはこういう景色が多く残っています。



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