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16/2/14 サイトの記事を書く時に思うこと〜「故人サイト」からの連想

サイトの記事を書く時に思うこと〜「故人サイト」からの連想

土曜日は東京にてレッスン。8コマと今回も大変に多くの方にお越し頂きました!お越し頂いた皆様有難うございました。ほわーんと暖かで初夏の陽気を感じました。でも、気温は急降下する予報ですので、どうぞ皆様注意してお過ごし下さい。

金曜日朝のラジオで作家の高橋源一郎氏が古田雄介著「故人サイト」という書籍を紹介なさっていた。亡くなった方が遺したブログやインターネットサイトを紹介したもの。大変慎重に書かれた内容のようだが、Amazonの商品紹介は不謹慎に思えるし、負のオーラのある書籍で購入も立ち読みをする勇気もない。この書籍のタイトルだけから思うこと。

それぞれの方が書き綴ったブログやFacebookなどは書き手の人格を表す。世の中の掲示板やブログ、Yahoo知恵袋などには心無い記載内容や誹謗中傷を書いたものも少なからずある(ヴァイオリンの世界には特に多い。この世界の幼児性を表すことで情けないことだ)。何を書こうと勝手だが、書いている本人は自分が最期を迎えた時にその文章が示す人柄=他者から見た自分に満足いくのだろうかと疑問に思う。

わたしも好ましい結果になると期待しつつもネガティブな印象の記事を書いて後悔することもあるし、結果的にそれによって失ったつきあいもある。それも自分の幼稚な人格なのだろうと思う。だからと言って、誰に対しても当たり障りのない公文書のような血の通わない文章を掲載して意味があるだろうかとも思う。言葉遣いには配慮しつつ内容的にはロックでありパンクでありたいし、ロックであるには実名の責任を持って書いていきたい(匿名は責任放棄する意思表示であるし、そもそもそんなに自分が可愛いのなら何も書かない言わないのが誰も傷つかない)。

その都度、自分なりの良心に従って思うところを書き綴ることができていればと願う。それがロックであると言うこと。毎回、少しは誰かに役に立つことを、少しは誰かに何かを感じさせることを。もちろん、レッスン内容や時には演奏も誰かにとって役に立っていることを願う(わたしの演奏は大して役に立たないことは分かっているので、積極的に演奏をするつもりはない)。

いつ来るか分からない終わりを迎えた時に、投げたボールを受けて下さった方には感謝をしつつ「自分は何一つサマにならなかった」とウソぶくくらいロックな人生の終焉ではありたい。

そんなことを思わされました。「終活」は歳をとってからするものではなく、今日もするものなのだと。

 



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