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16/2/8 生きた音〜カール・ズスケの音源を聴いて

生きた音〜カール・ズスケの音源を聴いて

土曜・日曜は東京にてレッスン。両日とも満員大御礼の9コマで18コマ!大変に多くの方にお越し頂き有難うございました!わたしも頑張りました(^^)。日曜日朝は事実上の弾道ミサイル(ロケットを特徴付ける安全上のシステムが無いため、弾道ミサイル扱いとされるらしい)が発射されたとラジオで聞き、あわててテレビをつけたらこんな画面が出ていた。

「国民保護に関する情報」の画面が用意されている現実。
どうする事もできないのでいつも通りレッスンの準備を続けた。それも現実。

以前にもこの日記で書いた事があったかもしれない。レッスンでは「生きた音で」「生きたフレーズで」と要求することが多い。楽器が響いていないつぶれた音では「死んだ音」になってしまうし、途切れ途切れのフレーズでは「死んだフレーズ」になってしまう。一般的にヴァイオリン教室では音色についてあまり言われないように思えるが、うちでは「生きた音楽」にするために音色について多くお話ししている(その分、以前は音程は比較的甘めにやっていたが、最近は音程も最初から指摘するようにした)。

わたし自身も2年前までご指導を頂いていた故玉置先生に常に音色のこともご指導頂いていた。「ガーガーギーギーといったガ行の音を出さないように」「楽器がきちんと響いているように」と言ったレベルから「隙のない音で」「(曲によっては)色彩感のある音色で」と言ったレベルまで、大変に音色にこだわりを持つ先生だった。自分が先生のご指導に応える事ができていたとは思わないが、少しでもお伝えできればと思う。

ところでカール・ズスケのCDをとても久しぶりに聴いた。カール・ズスケはゲヴァントハウスのコンマスだった人だが氏がソロを弾くバッハのコンチェルト集。わたしが最初にヴァイオリンに夢中になった中学生だった頃にズスケの無伴奏ソナタとパルティータのCDを図書館で借りたが、当時の自分にはいささか地味な音色と音楽の魅力が分からなかった。

改めて聴いてみたらこの音が玉置先生に常に要求されていた音がなんだなと得心した。アメリカでもロシアでも、もちろん日本の音でもなく、ヨーロッパの音。ピカピカでもギラギラでもない、いささかマットな素朴な、でも説得力のある隙のない音。Youtubeでもズスケの弾くベートーヴェンの協奏曲を聴いてみたら、音色の作り方やフレーズの取り方が先生にご指導頂いたままの音楽だった。やっと何かがつながった。

 



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