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15/6/20 Newヴァイオリンと、ピエトロ・グァルネリ(マントゥア)

木曜日は東京にてレッスン8コマ。この日も久しぶりにお越しの方がおられました。怪我でお休みなさっておられ心配していたがお元気そうで安心しました&またお越し頂けること嬉しく思いました。多くの方にお越し頂き有難うございました。

金曜日は新幹線にて名古屋のシャコンヌさんへ。5月の展示会の際にシャコンヌさんのオリジナル楽器「新作シャコンヌ」で気に入った楽器を見つけていて、その楽器の受け取りに出かけた。

たまたまテレビの収録があり、たまたま居合わせたわたしがテレビカメラの前で演奏することになった(東海三県ローカル局のようで放映日などは不明です)。弾き比べの演奏をやらせて頂いたが、以前のNHKの時と違って心の準備も手の準備も無く慣れない楽器でもありビビりました(演奏のやり直しを申し出て2度目に弾いた演奏を使って頂く事に。お手間とご迷惑をおかけしました)。それにしてもイケメンの男性アイドルさんがレポーターとして進行していて、台本も無しに頭の回転が速くてすごいなあと思いました。貴重な経験をさせて頂き関係の皆様有難うございました。

新しく来たヴァイオリン。裏板が艶やかで美しい(^^)
初仕事がいきなりテレビ収録の鮮烈デビューをしました。

グレードアップをお願いした楽器は引き続きグレードアップ中。だいぶ完成に近づいた様子を見せて頂いた。こちらも楽しみ。

一方、お借りしていたヴァイオリンとはお別れ。防犯上、製作者名を内緒にしていたが、マントゥアのピエトロ・グァルネリ(デル・ジェスのおじさんです)をシャコンヌさんのご厚意で使わせて頂いていた。レッスンでも頻繁に使っていたのでご覧になった方も多いかと思う。

マントゥアのピエトロ・グァルネリ(1700年頃の楽器だそうです)

表板も裏板もアーチ(板の膨らみ)が大きく、粘性のある物体が引っ張られたような膨らみ方をしている。こういう魅力ある芸術的なアーチを持つ楽器は滅多に見られない。ともすればハイアーチと言うとネガティブな捉え方をされるが、良いものとはこういうものかと思わされた。

素晴らしい裏板のアーチ。これを彫り出すのだから芸術。

ハイアーチの楽器はうまく鳴らすのが難しく、この楽器も難易度が高かった。とても軽いタッチでうまく鳴るポイントを探して弾くことが要求され、うまく音が出せると「コーン」という他に無い音がした。また、遠鳴りの楽器でプレイヤー自身よりも周りの方が音が大きく聞こえる楽器だった。

この楽器からも多くの勉強をさせて頂いた。楽器の鳴らせ方だけでなく、音質や遠鳴りの特性からか「音楽とは、音とは」と哲学的な印象を受けた。哲人的な往年のヴァイオリニスト:ヨゼフ・シゲティがこのマントゥアのピエトロ・グァルネリ(シゲティ自身の楽器を拝見させて頂いた事があるのです)を好んで使ったと聞くが、その理由の一端が何となく分かった気がした。

 



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