ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」はヴァイオリンに対して熱意を持って取り組んでいる方を応援します。

鳴らし込み・弾き込みを実感〜音響機器の柔軟体操

月曜日は一日中、火曜は半日お休み。火曜日は夕方にレッスン3コマ。お越し頂いた皆様有難うございました。月曜日は三寒四温の温の日、火曜日は寒の日でした。今日水曜日は暑くなるそうで、皆様お風邪などを召されませぬようお気をつけ下さい。

現在、自分のヴァイオリンを強化チューンナップに出していて、その代わりにお借りしているヴァイオリンを主にレッスンで使っている。お借りした当初は高音も低音もあまり出ていないような、こもったような音が演奏者にはしていた。客観的には良い音がしていたため、極端に遠鳴りの楽器だなあと思っていた。それから2週間になるが次第に低音が充実してきて、演奏者にも良い音に聞こえるようになってきた(弾くとその翌日に良い音になるのが不思議)。

お借りした初日に弾いてもらって以来一度も弾いていなかった嫁さんが2週間ぶりに弾いても同じ印象だったので、演奏側がその楽器に慣れたわけではなさそう。鳴らし込み・弾き込みによる変化なのだろう。経験上、楽器だけでなく弓にも鳴らし込みの効果は出るようだ(松脂や毛の変化かもしれないが)。

オーディオ機器にも鳴らし込みの効果が出る。低音の多いパイプオルガンの曲のディスク(リリングが演奏するバッハ:教会暦によるオルガン・コラール集)を使って、スピーカーをブリブリ振動させると、それ以外のディスクも良い音で聴ける気がする。小音量でも低音が充実するし、音が前に出てくるような感じになる。

その他、エレキギターやエレキベースも弾き込みを30分ほどもすると音が変わるし、真空管のギターアンプも意外なほど音は変わる(デジタルアンプのベースアンプは音の変化を感じない))。

弾き込みや鳴らし込み、ブレイクインやエージングといった話は基本的にはあまり信じてはいないが、音響機器には準備体操や柔軟体操によって何らかの音の変化があるのは事実のようだ。逆に言うと、新品時や長期在庫になっている音響機器は本来の実力を発揮していない事になる。楽器を購入する難しさだなあと思うポイントの一つではある。

オーディオ機器の鳴らし込みに使っているディスク。オーディオ評論家の故長岡鉄男氏の推奨盤。2曲目を大きめの音量で鳴らすと、ウーファーが波打ちます(^^;。ジャケットは違いますが、AmazonのASIN:B007JLLU4Iと同じもので、Amazonのサンプル音源でも波打ちました(^^;。

 



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