ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

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アレルギーなど「やや特殊な事情」

月曜日は愛知レッスン2日目。以前は愛知レッスンの月曜日は比較的ヒマだったのだが、ここのところ月曜日も多くのご予約を頂いている。8コマと大変多くの方にお越し頂き有難うございました。

レッスンにお越し頂いた方から、顎当てによる金属アレルギーのお話を伺った。他にも金属アレルギーの方にお越しになっているし、松脂アレルギーの方もお越し頂いている。飼っているペットが松脂によるアレルギー反応を起こすという方もおられる。左利きで弓とヴァイオリンを左右反対に持つ方にしばらくお越し頂いていた事もある。累計で600人もレッスンでお会いしているといろんな方に出会う。

ヴァイオリンの世界はまだまだ前近代的で、普通の状態で弾くのに支障のある方、少しだけ特殊な事情を持つ方への配慮がとても少ない。楽器店や指導者も充分な情報・意識を持っているとは言えず、ともすればそんな事でも冷淡に扱われ本人の努力不足にされてしまうことすらある。

金属アレルギーに関しては高価ではあるがチタン製の金具が販売されているし、ガーゼや絆創膏で金属部分をカバーする対処も考えられる。

松脂アレルギーに関してはカーボンの粉末を固めたというアレルギー反応の生じない、「スーパーセンシティブ クラリティ 」という製品が販売されている(音が良くないので推奨はしないが)。また松脂の種類によってはアレルギー反応の少ないものがある(アルシェの201が比較的アレルギー反応が少ないとも言う。これは音色も悪くない)。いずれも持っているのでレッスンにお越しの方でお試しになりたい方はお申し付け下さい。

左利き用のヴァイオリンはネット通販で販売しているお店もある。ギター・ベースの左利き用はポール・マッカートニーやジミ・ヘンドリックスの影響のためか比較的多いが、ヴァイオリンの場合はかなり珍しい存在ではある。

かつては「普通・人並み」がはっきりしていたが、それは表面化しなかっただけの事だろう。クラシック音楽もやや特殊な事情に応えていく必要があるのだろうと思う。うちのサイトの記事としても、上記のような「やや特殊な事情」のまとめ記事がネタ帳には入っているので、いつか公開できればと思う(いつになるのかは未定です。ごめんなさい)。

 



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