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消費税が上がる前に気になるモノは買っておこうという気持ちはわたしにもある。これと言って駆け込むべきモノは多くないが、前から気になっている弓が1本あった。
嫁さんが休みだったタイミングに合わせて、気になっていた弓を一緒に見に行くことにした。ヴァイオリン属の楽器を判断する時は必ず嫁さんにも試してもらい意見を聞くようにしている。文京楽器さんへ出かける(知り合いにお店でばったりお会いしてしまいました。ちょっとお話しただけですれ違いになってしまって失礼致しました)。
改めて見せて頂こうとしたのは、以前に文京楽器さんの展示会で試させてもらってここ1年半ほど気になり続けている弓。この弓はタイミングが悪く今回見られなかったが、「せっかくなので何か面白いモノがあれば」と出して頂いた新入荷のものの中に「!」となる弓が(^^)←大コーフン。
トルテ・スクール。角弓。アンダースライド無しではあるが、フロッグやボタンはオリジナルではないと思う。作者はわたしには分からないが、オールドボーではあると思う。音はとても良く、楽器から強力に音を引き出す弓。でもヘッドを一部接いであると言うことで骨董価値は低い。そのためもあり、音色・音量のクオリティに対して激安。
チップとヘッドの間に接ぎがあるのが分かりますでしょうか?
音色や性能に対し遙かに割安だったので、買ってしまいました(^^)。良いモノに出会えてかなり嬉しい。こういうのは探しても見つからず、出会えるかどうかだから。この弓からも多くの事を学べることを期待している。
この日の14時46分は帰りの地下鉄で電車を待っていた時となった。3年前と違って何事も無く過ごせていることは幸せなことと思います。