ヴァイオリンがわかる!

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基本的に大盛りで

土曜日は東京にて、日曜日は愛知にてレッスン。土曜日は8コマ、日曜日は7コマ(でも実際にやったのは8コマ分)と今回も大変多くの方にお越し頂きました。お越し頂いた皆様有難うございました。

最初は簡単な音階を使ったボーイング練習から始め、ある程度ボーイングができてきたら、どんどん課題を増やしていくことが多い。音程が多少甘くていいから比較的早いうちにスピッカート、ヴィブラート、重音、技巧的フラジオレットなども進めて行く。一般的な大人向けのヴァイオリン教室では技巧的フラジオレットなんてやらないところも多いだろう。

こういったやり方が適切なのかは分からない(子供への教育としては不適切だろうとは思う)。けれども、大人への教育は、学校教育とは違って、会社の新人教育のようなものだろうと思う。新入社員をできるだけ早く使い物になるようにするには、こういったやり方が採用されるだろう。必要とされる「常識」を集中的に教え込んで、大雑把に全体像を分からせたら多少クオリティは低くてもたくさん使わせる、と言った具合。

出来るだけ早い段階で全体が俯瞰できるようになって欲しいし、一方の技術が他方に影響することも多いためもある(例えば技巧的フラジオレットが出来ると、ボーイングのコントロールが一段うまくなる等)。そう言った理由でカイザーに入る前くらいまでは大盛りで進めていることが多い。大盛りは切り崩す側も大変だけど盛りつける側も結構大変(^^;。

カイザーも着目する内容は変えて3回、4回と繰り返すことも多い。カイザーが3回まわり目くらいになったら大雑把に技術全体を俯瞰できるようになると思う。ここまで来てはじめて音程の細かい指摘をすることができるようになるし、音楽的なお話もできる。そして、その先のクロイツェルやカール・フレッシュの音階などに進められる。ここまで来たら、そこそこ弾けると言うことになる。

かなり大変かと思うけれども、大盛りの課題におつきあい頂ければと思う。


長年の疑問がひとつ解決(^^)

ヴァイオリンの世界には「××をしてはいけない」と言われることがいくつもある。でも、その理由はよく分からないことも多い。「ヴァイオリンを直射日光に当ててはいけない」と言うのはその一つ。真夏の日光に長時間当てて明らかに楽器が高温になるのでなければ、多少当てたところで通常は大きな問題は生じない。

金曜日は楽器の勉強をさせて頂きにでかける。ヴァイオリンと言うものはどういった仕組みで鳴っているものなのか、座学ではなく実例を見せて頂きながら教えて頂くことも多い。特別に上記疑問について質問したわけではないのだが、楽器を日光に15秒ほど当てたら大きく音が変わった経験を今回させて頂いた。「これだ!」と納得した。

ある種のよく鳴る楽器の場合、非常に精巧かつ敏感にできていて、楽器に対するちょっとした変化も音の変化になってしまう。日光もニスや木材へ変化を与えることになる(実際、製作段階で木材に紫外線を当てることは一般的によく行われている)。楽器全体に均等に日光が当たるのなら良いのだろうけれども、事実上表面の方が多く日光に当たることになる。アンバランスになることで音色の悪化を招くことにもなるのだろう。

かなり良くできた楽器でなければ起こらないことだろう。でも、大きなデメリットのあることなら忌避すべき事として語り継がれるのだろうとも思う。

長年の疑問のひとつが一部解決しました(^^)。

 



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