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水曜・木曜は東京にてレッスン。今回も非常に多くの方にお越し頂き有難うございました。特に木曜日は8コマとなりわたしも頑張りました。
楽器の整備についてお話が出た。弦や弓の毛の交換はよく話題に出るが、これらは多少無精をしてもまずまず問題なく弾くことはできる。けれどもペグやアジャスターの調子が悪いとチューニングの度に面倒が生じてしまう。
ペグコンポジションを塗って解決できる場合もあるが、もともとペグやペグ孔が円形になっていないなど、そもそもペグがうまく作られていない楽器は少なからずある。回すとペグが孔から出たり入ったりするのがしばしば見かけるケース。この場合はチューニングをすることが大変に困難になるし、本質的な解決のためにはペグの作り直しが必要になる。
ペグのような単純なものでさえ、うまい職人さんの手によるものだととてもチューニングがしやすくなるもので、職人さんの腕前が出るものだなあと思わされる。
演奏やその準備に手間のかからないこと、あるいは弾きやすさを含めて扱いやすいことは楽器の整備の目的として大事なポイントと思う。
火曜日は飯田橋にある東京理科大学の近代科学資料館に出かける。ここはいつもレッスンにお越し頂いている方から録音機器の展示があるよと教えて下さった施設。飯田橋は近くだけれどもあまり行ったことの無い場所。
録音機器も興味深かったが、計算機の展示が印象深かった。手回し計算機から真空管を多数使用した大型計算機、それからNEC PC9800シリーズや初期のマッキントッシュなど。また、録音機器の歴史を示す展示もありこちらも興味深く見ることができた。かつてPC9821や漢字トークの頃のマッキントッシュを使っていたなあとか、こんな電卓やポケコン実家にある!と見ながら思っておりました。
その後、歩いてお茶の水まで行こうと思い立った。かなり歩いても着かないのは飯田橋と水道橋を勘違いしていたから(^^;。でも、飯田橋を散策したら伊勢神宮の出張所(東京大神宮)があったり、良さそうな料理店があったり。その中で、沖縄料理店(東京大神宮近くの「島」というお店)に入ってみたらすごく現地の雰囲気だったり(沖縄そば570円を食す)
東京に住んで結構長くなるけれど、まだまだ知らないところはたくさんありますですね。