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1日は夕方に弦楽器フェアに行ってきました。時間が無くなってしまって会場に到着したのが17時過ぎ。いつものようにはゆっくり見ていられず、足早に目に付いた楽器を試させてもらうという形になってしまいました。
Voller brothers:中央の楽器(写真が暗いが)。精巧なレプリカ作りとして有名な製作家(独立した書籍まで出ている)。割とレアな楽器だと思う。音もまずまずでした。
なで肩のヴィオラ。スクロラベッツァ工房のもの。大きめ(42cmらしい)の案外違和感なく弾けた。
弾けなかったけど、ジグムントーヴィッチがありました。
2日目に講演予定だったけれどご家族の病気と言うことで中止に。ぜひ聴きたかった。
皮の模様入りのBAMケース。ちょっとかわいかった(値段はかわいくない)。
無量塔蔵六氏(日本のヴァイオリン製作で重要人物のひとりです)の「ヴァイオリンの歴史」というお題での講演があり、これがぜひ聴きたかった。ミッテンヴァルドやミルクール、ブレシャのお話が中心でクレモナのお話はなかったのだが、気づかされるところがいくつもありました。
その他、8月にお借りしていたガスパロ・ダ・サロがあったり、カッパやテストーレなども弾かせてもらいました。
今回、めぼしい弓の展示がなかったし、名品も少なかった点は残念でした。ワケあり品のマッハワン肩当て(一部欠けている。3,000円と安い)だけ買って帰りました。