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月曜日は愛知レッスン2日目。お越し頂いた皆様有難うございました。暖かくなったり寒くなったりですね。
わたし自身がご指導頂いている先生によくお話頂くこととして、「上昇音型は気持ちが高揚し、下降音型では沈静するものだ」と言うものがある。これは先生がかつてカザルスから教わったこととおっしゃる。
わたしがその真意を理解しているとは思えないが、しばしばレッスンでお話させて頂くことがある。今回もこのお話しをさせて頂いたケースがあった。
それまで途切れていたフレーズがつながって、途端に音楽的になる場合が多い。こういう言葉こそ極意というべきものなのだろう。
いつもさまざまな表現でさまざまなお話をさせて頂くが、全て音楽的になるためのお話のつもり。比較的早い段階でヴィブラートやスピッカート、和音を進めるのも、ヴァイオリンの音楽には必須のものと思うから。
話は変わるが、ニューヨークでクレーの絵を多く見てきた。日本では見たことの無いような、とても良い絵がたくさんあった。クレーの絵は音楽的と言われるし、実際プロ級のヴァイオリニストだったと言う(テストーレを持っていたようだ)。「音楽」って何なんだろうと最近よく思うが、クレーを絵を見てちょっとだけ何となく理解できたかもと思った。
「つながり合ったオブジェクトの集合体」と言ったら良いだろうか。これは「社会」だったり「宇宙」だったりと万物に共通すること。だから音楽は根源的な芸術なのだろう。
和音の進行の繋がり具合、メロディの繋がり具合、フレーズの繋がり具合等々・・・。
昨年も、一昨年も書いた気がするけれども、今年も書きます。
住んでいる駒込周辺はソメイヨシノの発祥の地。本家・元祖ソメイヨシノ。自分自身が桜の季節に生まれたためか、桜が咲くと何だか嬉しい。
染井霊園の桜(*^_^*)。毎年同じような写真を撮っていますが。
飛鳥山公園の桜(徳川吉宗が作った公園)(^o^)。吉宗公もこの地で桜を愛でたと言われる。
王子税務署の桜(-_-)。あ、税金を払ってきたのです。
滞納したわけでも呼び出されたわけではありません。念のため。