ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」

ヴァイオリン教室「ヴァイオリンがわかる!」はヴァイオリンに対して熱意を持って取り組んでいる方を応援します。

全部のバランス

土曜日は東京にて、日曜日は愛知にてレッスン。今回も多くの方にお越し頂き大感謝です(^^)。日曜日の愛知レッスンは10コマ!わたしも大変頑張りました。

金曜日の話。弓のセールをやっているという情報を聞きつけて某楽器店へ。でも出してくれた弓が全て弦を掴んでくれず滑るような感触で、一応選択はしたがもちろんオミット。右手のバランスが崩れるので、左手も見事に弾けないし、それだけでなく適度な抵抗のない弓の場合、無理に楽器を鳴らそうとするために右腕に負担をかけるのだろう。右腕が痛くなってしまった。

いってぇーと思いながら、その後別の楽器店でシモンの弓などを弾かせてもらってご機嫌を取り戻す(^^)。

弓にせよ楽器にせよ、演奏技術にせよ、強からず弱からずの「適度な加減」でできている。その「適度な加減」の基準はひとによりさまざまかと思うが、わたしは弓を当てて横に動かすだけで適切な音が出る加減が望ましいと考えている。いつも調整をお願いしている楽器屋さんもそういう趣旨のことをおっしゃるし、楽器以外についても高品質とされる道具のタッチに似ていると思う。

演奏技術も、何か無理をしていると感じる時に指摘させて頂く形を取っている。すなわち、「ああやれ、こうやれ」ではなく「そんなにやらなくていいから」というお話が大半。

弓ひとつでそのバランスが崩れた結果、身体のバランスまで崩れてしまう。多くの歯車の組み合わせでできている精密機械のように、全部が良い状態でなければいけないのだなと思わされたひとときでありました。


いろいろ聞こえる音源(^^;

あまりクラシックは聴きたくなかったので、愛知への移動中に今回はビートルズを聴いていく。Let it be nakedとHelp!のアルバム。それから細川たかしのベスト盤。まるでちぐはぐ、かつ、有名どころでスノッブな選択だが、結構面白い。

以下、独り言です。意味不明で良いです(^^;。

ビートルズはきちんと聴くとすごく発見が多くて楽しい。あり得ない不協和音を使っていることがあるし、リズムも凝っていることがある。音色の上でも興味深いことがある。

Help!のTicket to Rideは久しぶりに聴いたが、2拍+3連符でドラムが凝ったことをやっていたのね。これまで気がつかなかった。Let it be... nakedはベースの音がHofnerとは思えない音のものがある。普通の「Let it be」と「naked」ではまるで違う音で。One after 909はHofnerには聞こえない(Get BackはHofnerだと思うが)。歪ませるとあんな音になるのだろうか。リッケンバッカーかフェンダーのジャズベだろうか。One after 909はすごく面白いベースラインだし音の長さ、ノリの出し方がとても興味深い。

細川たかしに限らず演歌系はバックバンドを大御所スタジオミュージシャンがやっていることも多いのだろう。驚異的に上手いことがある。歌を邪魔せず、でも凝ったことをやっているところがプロ。特に興味深いのが「望郷じょんから」で、三味線が目立つが、ベースがスラップ(チョッパー)で弾いているし、エレキギターも並の音ではない。良い仕事をしている(^^)。

そんな聴き方をしながら新幹線に乗っておりました(^^;。

 



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