ヴァイオリンがわかる!

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何を替えても音に影響する

水曜日・木曜日は東京にてレッスン。特に木曜日は臨時レッスンも含め9コマとなり、大入り御礼です。大変多くの方にお越し頂き有難うございました。わたしもよく頑張りました!(^^)

お越し頂いた方に古い松脂を試させて頂くことができた。わたし自身も缶ベル(古いベルナルデルの松脂)を使っていて気に入っているが、それとはちょっと違うもの。非常に充実感のある厚みのある音が出た。オールドロジンには独特の世界があるもの。

また、お越し頂いている方にお持ちの楽器にクローソンの顎当てを付けて試して頂いた。かなり音色の雑味が少なくなる方向に変化が出た。

ヴァイオリンそのものの音だけでなく、パーツ類や松脂などでも相当に音が変化するもの。駒、魂柱、弦など振動を直接伝える箇所はもちろん、テールピースの調整(テールガットで行う)、アジャスターの巻き具合(ねじ込み具合)、肩当て、顎当て、松脂、弓の毛、弓の張る強さなど、すべて音が変化する(驚きを感じたことのあるものを列挙してみた)。もちろん、演奏する人間が最も大きく音を変えるが(^^;。

そうなると何が音に影響しているかを見極める必要があり、なかなか難しいものだなと感じる。全てを含めて、「良い音」が生まれるのだろうと。楽器がよいのかパーツがよいのかは見極めは困難。きっと缶ベルを試奏の弓に塗ってあれば、「良い弓!」と思ってしまいそう(^^;。自分が楽器店になるならそうする。

楽器を買い替える前に弦を試して頂きたいと思うし、弓を買い替える前に松脂を試してみて頂きたいと思う。

そのうち、パーツについてもHPの記事にしたいところ。いろいろ書くことがあるなあ(^^)。


楽器の修理不能はちょっと困る

某大手国内楽器メーカー(と言えばわかっちゃうかと思いますが)に手持ちのアコースティックギターの修理について問い合わせを行った。大した不具合ではないが、気分のよいことではないため問い合わせた。その結果、(つまらない理由で)修理不能との回答をもらい、不満だったので再度問い合わせを行ったりしていた。

電子楽器ならともかくアコースティック楽器の修理も不能というのはちょっと困る。電子楽器すら、類似のパーツを使ったり、パーツ取り機を用意してニコイチをして使い続けたりするもの。今回の問い合わせ内容は用途に不具合が出るものではないが、楽器は音が出れば良いというだけのものではないので、見かけの上でも何とかしてレストアを行いたいこともある。

ヴァイオリンの場合は信じられないようなツギハギをして使い続ける文化で異常とは思うが、存続しているメーカーが修理を放棄することには不満を感じる。部品を保持するコストや、修理業務を受け付けるコストの問題があるのは理解できる。だが、使い捨て文化は既に終焉していると思う。「コストに見合わないから修理できません」よりも、むしろ「50年、100年経っても修理できます」というのは大きな信頼=業績アップにつながると思うのだけどなあ・・・。



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